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ホントにあった【笑っちゃならない・けど笑っちゃう】事件簿(1)

これから書く事柄は実際に私の前で起ったのであります。


それは、もう20年も前の話で、私が本屋の店長をやっていた時に起こりました。
本屋と言っても私が一人でやれてしまう程の小さな店で、ある地方のローカル駅の2階にありました…と書くと、『えっ!駅ビル?』と思われてしまうかも知れませんが、北口と南口から階段(当然、当時はエスカレーターとかエレベーターとかはありません)で上がると改札があり、改札を抜け、下りてホームへという、言わば【橋上駅】です。
その改札の前にある数店舗の商店の中の1軒です。

駅構内と言う事もあり、営業時間は結構長く夜11時過ぎまでやっておりました。
閉店間際の時刻になりますとローカル駅と言う事もあり電車の間隔も開き、乗降客が済むとほとんど人通りは絶えてしまいます。

冬。多分、12月だったと記憶しています。
そろそろ閉店準備を始めようかと思っているところへ、一人男性が外で雑誌を立ち読みを始めました。(外にも雑誌を置いておりますが、当然、店舗内と認められている場所です。)
男性は中年サラリーマン風、見るからに【酔って】いるのが分かりました。
体が左右にユラユラ揺れています。

『あの人が帰ってから閉店準備始めよう…』

見るとはなし見ていました。
その方は、週刊誌を手にはしてはいますが、読んでいる風情はなく、ただ何となく眺めているだけの感じです。
『かなり酔っているなぁ…この人』と思っていた矢先でした。

その方は、棚に本を戻すのではなく、丸め始めたのです。

『ナニすんねん!!!』心の中で叫びましたが、法律上、会計をせずに店を離れるまでは違法ではありません。
『あ~あ、嫌だなぁ…早く店、閉めておけば良かったぁ~』。

しばらく、彼は仁王立ち…(なんでやねん!)。

やおら、彼は踵を返すと丸めた週刊誌を持ったまま、北口方向へ歩き始めました。

『チッ!』。

仕方がありません。
こちらも商売です。
店内にお客さんはいません。
(と言うより駅の上には他に人は誰もいません。)

後を追いました。
慌てて逃げる風もなくヨロヨロとした足取りで、歩いているその人の背後から、
『すいませ~ん、そこの本屋なんですけどぉ~』と出来るだけ穏便に。
【ビクッ!】としたのが分かりました。
【チラっ】とこちらを見て彼は…、


【ホントにあった笑っちゃう事件簿・後編に続く】

楽曲は沢山ありますが…。

最近、ありがたくも、リリーズのかなりの楽曲を聴く機会に恵まれまして、毎日、聴いております。

聴けば思い出す曲も多いのですが、その中でも『へぇ~この曲ってこんなにいい曲だったんだぁ…』と感激した曲は、【遠いふるさと】であります。

私も年齢を重ねたからと言うのも手伝っているとも思えますが、気持ちに安心感を抱かせると言うか…。
ゆったりとするのです。

まだまだ『この曲も、この曲も…』とかなりの楽曲が心に染みています。

ある程度の年輪が必要って事もあるのかも知れませんね。

【ザ・リリーズ】お二人との出会い・その(最終回2)

始めに、この様なつたないブログへ訪問して頂いている皆様、
ありがとうございます。
誤字・脱字・変換ミス等、お見苦しくて申し訳なく思っております。


さて。
高校卒業ぐらいから、記憶が怪しくなってまいります。
お二人のスケジュールの入手が困難になって来ていたのですが、それは多分、【ナベプロファンクラブ】を退会していたのかも知れません。

頼りは【ぴあ】でした。
年に2~3回での新曲発表等に【銀座セブン】に出掛けていましたが…私のお二人のお姿を最後は【遠いふるさと】発表会だったと記憶しています。

そして、私の頭の中の【ザ・リリーズ】は、そこから四半世紀以上片隅でくすぶり始めたのでした。

ファンの一人としては中途半端に途中下車をしてしまったのでした。

半分の【諦め】と半分の復活への【期待】を抱きながら…。
そして【再会】へと、【四季】は幾度と移ろいでいったのでした。
【ザ・リリーズ・お二人との出会い】終り。