太宰治と内博貴さん | NobunagAのブログ

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山口真帆さんが出演している
舞台「走れメロス」で
主人公の太宰治を演じる
内博貴さん。

ご覧の通りの
イケメンなのですが…

真帆さんファンの
感想を見ていても

「内博貴さんの演技が
素晴らしくて引き込まれた!」

という声を多く目にする。

これは非常に重要なんだよね。

太宰治という男は…

控えめに言って
ダメ男というか、
なかなかのクズ野郎なんです…

いや、失敬。

これはけなしてるだけ
ではなくて…

酒に走り薬に走り、
自殺未遂も何度もし、
お金にも無頓着。

で、ありながらモテる!

まぁ、この手のダメ男に
惹かれてしまう女性は
一定数はいるものですが…

太宰治のモテっぷりというのは
実はこの現代になっても、
太宰好き女子を延々
生み出しているくらいに
女性を虜にするわけです。

また、同時代を生きた
文豪仲間からも
ほっとけない奴というか
可愛がられ、
ときには嫉妬され…

一目も二目も置かれる男、
それが太宰治。

舞台そのものも、
そんな男たちの
友情を描いているし。

であればこそ、
単なるダメ男なわけが
ないんだよね。

それだけ人を惹き付ける
底知れない魅力であったり
女性を狂わせる妖しい魅力が
必ずあるはず。

太宰治を演じるということは、
そうした部分までを、
しっかりと演じて
観客に伝えなければ
ならない。

ただモテると言っても
そこに説得力がなければ
誰も感情移入できないし
イケメン、かっこいい、
表面上モテるというだけでは
太宰治は成り立たない。

恐らくは太宰治の
抱えている闇の部分にこそ
女性は惹かれる。

山口真帆さん演じる
山崎富栄さんも、
悪女みたいに言われてるけど
実際はそうじゃない。

お嬢様の生まれで
幸せに生きていたはずが
結婚してたった一週間で
夫を戦争で失っている。

そういう時代とはいえ、
ものすごい孤独の中を
生きていたんだと思う。

そんな富栄さんの抱えた
言い知れない闇の部分と
太宰の闇が結びついたことが
不幸な結末を呼んでしまう。

太宰治と出会ったとき、
妻がいる人を相手に
恋に落ちることを
富栄さんは
とても悩んでいます。

真帆さんファン目線から見たら、
やはり可愛い真帆ちゃんが
単なるダメ男のクソ野郎に
騙されました!

では納得できないわけで…

多くの人が内博貴さんの
太宰治を見て、
あぁこんな男であるなら
惹かれるのはわかる、
と満足して帰られている。

これはもう役者の力なんだよね。

素晴らしいです。

内さんも若いころ
色々と苦労を積み、
そのうえで舞台に立っている。

だからこそ仕事に対して
真摯に取り組んできての
今があると思う。

そういう役者さんと
ご一緒できるというのは
山口真帆さんにとっても
この先財産になるでしょう。

共演してくださって、
本当にありがとうございます。

また、舞台が初めてで
まだ至らない面も
あるであろう真帆さんを
あたたかく見守って
くださっている
内さんのファンの方々にも
感謝いたします。