三浦春馬さん…命のこと | NobunagAのブログ

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俳優の三浦春馬さんが
30歳の若さで亡くなった。

自分で命を絶ってしまったそうだ。

押しも押されもせぬ
日本を代表する若手俳優の
一人であっただけに、
衝撃が大きい。



大河ドラマ好きな俺には
直虎での印象がいまだに
残っているのだが、
男から見ても爽やかで
清々しいイケメンである。

仕事も次クールの
ドラマの撮影に入っていたと
いうから、
うまくいっていた様子だ。

その彼がなぜ…。

理由を考えたところで
全て推測になってしまうから
それ自体はなるべく
控えようと思う。

たた、ひとつの事実として
将来ある有望な若者が
亡くなってしまったこと。


とても悲しい。



一部の人は知ってるけれど
俺の弟は長い間うつ病と、
熱が出やすい珍しい難病で
苦しんでいて…

何度か自殺しようと
したこともある。

弟は頭も良くて
真面目でみんなをまとめて
学級委員長なども
率先してやっていた。

友達も多くて、
三浦春馬くんほどでは
ないにしても、
雑誌に載るくらい
オシャレでイケメンで…

という俺から見たら
それこそ自殺なんて
あり得ないくらいに
順風満帆だった。

でも心の病気になり、
そうした衝動が
止められなくなって
何度か…。

もちろん止めたし、
そうならない、
させないために
家族としてもたくさん
フォローしたけれど。

あの当時は今のように
平和に過ごせることなんて
考えもしなかったよ。

だから悲しくてつらい未来と
平穏な日常とが、
本当は紙一重で
曖昧な境界線の上に
成立してることを
よく知ってる。

多分、三浦春馬くんも
順風満帆に見えたのは
それが他人だからであって
本人にしかわからない
つらいことがたくさん
積み重なっていたのだろうね。



自殺することを、
自己満足であるとか
逃げたなどと言ってはいけない。

三浦春馬くんも、
その人となりを聞くと
真面目で頭も良くて
周りに気づかいができる
素敵な人だったという。

だから自分が命を絶つことが
どれだけ周囲を苦しめるか
きっと理解はしていただろう。

そんな優しい人であっても、
死を選んでしまうくらい
きっと悲しくつらい
思いがあったんだろう。

だから責めたらいけない。



だけど…、

生きていてほしかった。

そう思ってしまうのも、
周りの人間なんだ。



うちの弟も今はそれなりに
回復はして、
結婚して子供もできて

「生きていてよかった」

と言えるようになった。

でも当時はそんなことは
まったく考えられなかった。

それくらい死というのは、
弟にとっても俺にとっても
身近に感じていたから、
良いこと明るいことが
あるなんて思えない
地獄の日々だった。

追い詰められた父親が
弟に手をかけて
自分も死んでしまう
可能性すらあったくらい…

いや、俺自身も…

あまりにつらくて、
死にたいと思って
毎日を過ごしていた
時期も正直あったよ。


でも弟も家族も
生きてくれたから
今があるんだ。

つらいつらい、
つらいだけのそんな
毎日の中にいるときに

「きっといいこともある」

なんて言葉がまったく
届かないことは
よくわかってる。

「そんなことはない、
暗闇しかない、
出口はない」

って感じる気持ちを
充分知ってる。

だから簡単に

「生きてくれ」

と言えない、
それは苦しんでる人に
届かない言葉なんだって
本当にわかっているんたけど
それでも…。

生きてさえいたら、
可能性は生まれて、
必ず良いことはある。

だから簡単じゃないけど、
生きてほしいって思う。

矛盾してるようだけど、
つらいことと向き合って
生きてきたからこそ、
今苦しんでいる人に、
それは伝えたい。

たとえ伝わらなくても…。



三浦春馬くんは、
もちろん知り合いでも
なんでもないけれど、
相談してくれれば…

助けたかったと思ってしまう。

…もちろん、
知り合いではないからこそ
相談なんてあるわけないし
俺には助けられないのだが…

きっと彼の周りにいた
異変に気づいていた人は
助けようとしていたかも
しれない。

それでも止められ
なかったのだと思う。


介護の仕事がきつくても
続けている理由のひとつとして、
利用者さん本人を
救いたいのはもとより
困っている家族を
救いたいという理由が
俺にはある。

認知症で困って、
殺そうとしてしまった。

あるいは世話できなくて、
そんな自分が許せなくて
自殺しようとしたことがある。

時々、そんな家族に出会う。

そうした人を救ってあげたい。

救ってあげられたとき
良かったって思う。

みんな生きていて良いんだと、
思わせてあげたい。

俺が弟のことで、
誰かに救われていたように。

今の仕事をなんだかんだ
続けてる理由のひとつだ。




だけど救える人の数は
とても限られている。

介護関係のことくらいしか
助けられないし。


どうか、いま苦しんでいる
たくさんの方々…

命だけは絶たないで下さい。

簡単には言ってない。

簡単じゃないと知ってるから、
あえてお願いしたい。


つらい、苦しい、悲しい、
解決ができない。

それも真実だと思う。

そう思ってしまうことは
決して弱いわけじゃない。

強くあれと言うつもりもない。

逃げていい。

逃げていいけれど、
命は絶たないでほしい。

つらい思いをした人は
きっと未来に誰かを
助けてあげられる。

自分のことも助けられる。

だから大切な自分の命を
いま、守って下さい。