ゴジラ キング・オブ・モンスターズ | NobunagAのブログ

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レンタル始まったので
さっそく借りてきました。

ハリウッド版ゴジラの第二作、
もといトカゲの化け物の
アレを含めたら、
第三作ともいえるが…
あんなのカウントする
価値もないからなw

いや、すごかったですね。

アメリカでの興行収入は
第一作目よりも、
落ちたというんだけど…

おそらく日本人が
求めている正当なゴジラ、
その進化系がここにある。

日本ではシン・ゴジラが
大ヒットしたのが記憶に新しく
庵野監督らしい、
新しい時代のゴジラ、
という内容だった。

ゴジラというそれまでに
視聴者のイメージが
固定化されている作品を
あそこまでアレンジして
なおかつ芸術的に
仕上げるところが
庵野監督のすごいところだ。

その意味でいうなら、
シン・ゴジラを超える
ゴジラ映画というのも
なかなか作れないと思うのだが。

キング・オブ・モンスターズの
ゴジラはというと、
どこか平成のVSシリーズを
彷彿とさせるような、
怪獣同士のバトルに
重きを置いた、
安心して楽しめる
そんなゴジラである。

強いていうなら、
日本の作品でありながら
低評価で終わってしまった
ゴジラファイナルウォーズを
真面目にリメイクさせた
作品って感じか。

しかしアメリカ人が
これを作ってしまうのが
本当にすごいなと思う。

ゴジラの描かれ方は
日本のシリーズ以上に、
破壊と再生をもたらす神、
といった感じで、
善悪二元論にありがちな
正義の味方ヒャッハー!!という
アメリカナイズされた
思想は排除されてる。

ゴジラ(及び怪獣)は
地球が生み出した
秩序維持装置のような
もので、
人類の繁栄によって
もたらされる環境破壊を
食い止めるために、
存在するとされている。

まぁつまりは、
怪獣が暴れると人間は死ぬ、
でも人間が減ると星は
平和になる、
みたいな感じ。

このあたりはアニメの
ゴジラもそうした存在として
描かれていたけど。
(あのアニメもラストが
なかなかアレだった…)

人間から見たら敵、
悪魔のような存在でも
実は地球にとっては
救いをもたらす存在。

強大な力でもって
破壊と再生両方を
司るのがゴジラ、
ということ。

八百万の神という考え方や
御霊信仰のある日本人には
わかりやすいんだが、
神とは人を救ってくれるものと
教わって育つキリスト教圏の人には
理解が難しい概念かと思う。

外国人の監督が
ここまで理解して
物語を作っていることに驚く。

また、第一作目と比べて
迫力もストーリーの規模も
格段にアップしていて、
世界各地で怪獣が
暴れだす絶望感は
黙示録の世界だ。

ハワイとアメリカの
一部の都市だけが
舞台だった第一作や、
同じモンスターバースシリーズでも
あくまで孤島の中での
出来事であるキングコングと違い、
完全に世界規模の災害と
なっている。

こんなに世界各地ぶっ壊して
続編どうすんのよ、と
心配になるくらいw

唯一の宇宙由来の生物として
描かれたキングギドラや、
モスラの粒子を吸収して
パワーアップするなど、
日本版のオマージュ要素も
満載になっている。

極めつけは


バーニングゴジラ化も!

このバーニング状態の強さが圧巻で、
ギドラが気の毒になりますw

さらに日本版の
ゴジラのテーマが流れたり、
モスラのテーマのアレンジも
採用されていたりと、
もう監督の日本のゴジラを
リスペクトして愛して
やまない!!という
感覚がこれでもかと
伝わってくる。

日本でのシリーズが
今後どうなるかわからないが、
シン・ゴジラのような
哲学的な方向にシフトして
いくのだとしたら、
バトル物としてのゴジラは
アメリカ版に完全に
託してしまっても
いいかもしれない。



ヴィジュアルのかっこよさも
強烈である。