最近人気のお笑い芸人
EXITの兼近くんが
過去に少女売春の斡旋で
逮捕されていたことを
スクープした。
2011年というから
8年前の事件だ。
兼近氏が19か20歳頃の話。
当時19歳の女子高生に
売春相手を紹介していた、
その女の子は100人と
関係を持った、
お金がほしかったから
やっていたという。
19歳で女子高生というから、
まぁその子もその子で
一般的な女子高生ではなく
色々問題はあったのだろう。
少なくとも少女に無理やり
売春を強要していたとか
ではなく…
この少女を中心とした
売春グループみたいなものが
存在していて、
ヤクザに囲われているような
状態であったのだが、
ヤクザから上前を
はねられてしまうと。
そこでこの少女と友達だった
兼近にボディガード兼、
売春相手の斡旋を
頼んでいたというのが
実状のようだ。
とはいえ法的には当然、
アウトである。
この当時の彼が
やっていたことは、
まぁ控えめに言っても
残念ながらクソである。
その後、逮捕されて
又吉氏の本を読んで
感銘を受け…
字もろくに読めないから
留置場にいたおっちゃんに
読み方を教えてもらった
そうですが…
又吉氏のような文章が書ける
芸人はすごい!と彼に憧れて
自分も芸人になりたいと思い、
警察の人からも
「これまでの悪い関係を
全部立ちきって、
一人で東京に行って頑張れ」
とアドバイスをされて
芸人を志して今に至ったとのこと。
つまりクソみたいな人生を歩んで
ついに逮捕までされてしまった、
そんな彼がこのままじゃ
本当にクソになっちまうと、
一生懸命歩んでの今が
存在しているということ。
芸人に救われたから、
自分も芸人になって
やり直したいと、
頑張ってきたんだよね。
確かに彼がやったことは
悪いことだろう。
でも反省して再スタートする
ことすら許されない、
せっかく芸人として
うまくいきはじめた
このタイミングで、
過去の悪事を暴露されて
未来が断たれるのなら
あまりに悲しい世の中だよ。
そもそも兼近がどうして
そんなに歪んでしまったのかといえば、
彼自身もネタにしてきたが
子供時代の貧困の問題がある。
彼の家庭はとても貧乏で、
妹の学費を稼ぐために
学校を辞めたとも語ってる。
ホームレスをしていたときも
あったという。
お金がほしいという気持ちが、
悪いことをしてでも、
というところに至ってしまい
間違ってしまったんだろう。
恐らくは売春をしていた
少女も似たような環境で育ち
そうなってしまったんだと思う。
子供の貧困が、
その子の人生にどれだけ
悪影響を与えるか、
これは日本全体の問題でもある。
これはもうヤンキーとかに
ありがちなんだけど、
生まれつき劣悪な環境に
ある人同士がどうしても
同じ仲間を求めてつるみ、
悪いことを悪いと誰も
指摘してくれなくなる。
それどころか悪いことを
している奴のほうが
カッコいい!!
みたいな世界観の中で
生きてしまう。
それがダメなんだよ。
負の連鎖が続く原因になる。
少なくとも兼近は
自分が逮捕され
それに気づき、
だからこそ地元の悪い仲間と
決別をして、
過去を捨てるつもりで
芸人を志したんだろうね。
兼近を批判している人は多い。
とくに多いのは
「不良が更正しました!
みたいなことが評価されるのが
昔からおかしい、
初めから真面目な人のほうが
評価されるべきだ!」
という意見。
そりゃそうだろう。
俺もそう思う。
俺だって子供にはまず、
悪いことをするなと教えるよ。
更正するもなにも、
初めから悪いことを
しない人のほうが、
褒められるべきなんだ。
でも兼近自身はちゃんと
それも述べてるよ。
真面目にドロップアウトせず
日々過ごしている人が正しいと。
これがわかってないなら
大きな問題なのだが、
彼はちゃんとそれに気づいて、
だから過去は変えられないが、
未来の自分を変えようと
したんじゃないかな。
相方のりんたろー氏は
コンビになりたいと誘ったときに
本人から過去のことを聞いていたと。
でもその過去があるから
今の兼近があるんだと思って
それでも一緒にやりたいと
誘ったそうです。
二人からすれば、
いつかきっとこういう日が
くるかもしれないとは
どこかで思っていたのだろう。
兼近はどうすればよかったのか?
芸人を目指した
彼は間違っていたのかな?
やったことは間違っていたが、
そういう悪い世界から
抜け出せなくなる前に
明るい陽の当たる場所で
みんなに笑いを届けたいと
努力したのは事実なんだよ。
それは間違ってないよな?
更正しても絶対に
許してもらえないのなら、
更正する意味なんて
なくなってしまう。
犯罪者といっても、
殺人や虐待、暴行と違って
このケースなんかは
少女のほうともそれなりの
利害関係ができてしまっていて
しかも8年前、
一応罪は償っている事件です。
正直、俺は虐待みたいなことを
するようなヤンキー連中は
みんなくたばれと思うが、
そうならないように、
自分を変えようと
頑張った人のことは
救われる国になってほしい。
売春にしても、
少女側にもそうとう
問題があると思うけど、
それを斡旋するような男も
本当にひどいのは事実。
男ならまず止めろよと。
だから19、20の兼近は
本当にクソみたいな人生を
送っていたんだと思うけど、
そのクソみたいな人生から、
本当のクソにならないよう
努力をして今があるなら
今を見てやろうよって思う。
そうやって頑張って
やっと芽が出てきたところで
「皆さーん、
こいつは本当はクソですよー!」
と言いふらす文春。
俺はこういう連中こそ
救いようがない本物のクソだと
毎度思います。
いつも人のプライベートを
面白おかしく暴き、
隠したいことを
まるでそれが正義かのように
意気揚々と記事にして。
今回も吉本興業からの
猛抗議を受けて
「兼近さんの現在を否定する
意図で記事にしたのでは
ありません」
とか言い訳している。
兼近自身ももちろん
負い目があるからだろうけど
「むしろ記事にしてもらって
話すことができて良かった」
とコメントはしているが、
それはあくまでも彼の中に
どうしても後ろめたい気持ちが
あったからこそ、
出てくる言葉だろう。
人のそういう部分に
つけこんで、
金儲けのために記事を
書いている連中が、
正しいとは俺は思わないな。
彼はプロの芸人なのだから
過去がどうかなんて
本来関係ないことです。
芸で勝負すればいい。
みんなが笑えるのであれば
過去に人を傷つけてしまっていても、
自分の人生をかけて、
それ以上の人に笑いを、
幸せな気持ちを届けられれば
それでいいと思う。
彼の贖罪はそこにあるはず。
俺自身はとくに
EXITのファンでもなく、
どちらでもいいといえば
それまでなんだが、
文春のやり方には
毎回呆れます。