■2000万問題■
老後、2000万円ほど
貯金がないと
生活できなくなるとして
話題になっている。
最初、聞いたときに
なんかおかしいだろと
感じたので、
調べてみた結果、
やはり胡散臭い数字だと
わかったのだが。
昨日かな？
麻生大臣がいつもの
ふて腐れた感じで
説明してましたw
2000万円ねぇ…
ごく普通に生活していても
子育てにお金もかかるし
車でも壊れれば
買わねばならんから、
自分たちの老後のため
だけに2000万円も
残しとけというのは
なかなか苦しい数字かな。
子育てはしないとか、
娯楽には一切使わないとか
よほど制限しながら
生きていたら
なんとかなるけど。
でも試算に使われてるのが
毎月25万～26万、
支出する場合ということで
そんなにいらねーだろ、
という話。
現実的にも実際に、
俺が介護の現場で
高齢者を見ていても
毎月そんなに使って
生活している人は
よほど金持ちの部類だから。
そもそも、
その毎月消費されると
設定されている25万ですら
普通に仕事している
若者たちの中で
稼いでいる層が
どれだけいるのか？
下手すると介護業界じゃ
その半分みたいな人すら
存在しているからね。
さすがにそれは
安すぎではあるがw
まぁ最近なんかは
引きこもりの人も増えて
収入がゼロという人すら
いるからね。
テレビのコメンテーターなどが
引きこもりに対して
厳しい意見を言いすぎるとか
色々話題にもなったが、
今回、国が言ってる
2000万円取っとけ論のほうが
厳しい宣告だと思うけどね。
収入にせよ、
支出にせよその人、
その家庭ごとに
違っているのだから
ある意味では
麻生大臣の言ってる
「ちょっと計算してみた
だけじゃねえか」
というのはまぁ、
おかしくもないけれど。
2000万円貯めるために
毎日カップラーメンで
生きてますとか、
それじゃ話にならないからね。
どうせ試算を出すなら
生活モデルごとに
ある程度基準にできる
金額を出してあげる
ほうが国民に優しい気がする。
今じゃお金がないために
結婚式すらできないって人も
たくさんいるからね。
日々の生活さえ、
誰もが平等なわけじゃないから
老後のことよりも
今をどうにかすることを
考えてもらわないと
困るよね。
第一、お金というのは
使わないと景気は
良くならないから
誰もが貯金ばかりに
目を向けて、
お金を使わなくなると
巡りめぐって
景気が悪くなり
生活の質は落ちる。
だから本当は趣味や娯楽に
お金を使うことは
悪いことではなくて、
むしろ誰もがある程度は
そこにもお金を使える、
そういう世の中にしないと
いけないということです。