手当てができる介護人でいたい | NobunagAのブログ

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■手当てができる介護人でいたい■

手当てって言っても、
あれですよ、
残業手当てが~…とか
夜勤手当てが、
ではないです(笑)

それもたくさんほしいけど。

今回は、
僕らが利用者さんに
おこなえる手当ての話。

手当てって聞くと
何を連想するのでしょう。

「応急処置」

ですかね~…
なるほど。

たぶんかなりの人が
そう答えると思います。

確かに僕なんかも
例えば緊急時の救命とか、
骨折したときの
応急処置、
あるいは高熱出したときの
対応方法などは習ってますが…

そんなに難しいことは
まずできません。
医師や看護師ではないからね。
手術できるわけでも
薬を出せるわけでもないし。

ここで説明する手当てとは
もっと簡単な話です。

相手に触れなさい、
ってこと。

握手、手をさする、
抱き締める、
あるいは心を受け止める。

全部含めて。



例えば慢性的に

「頭が痛い~…!」

って訴える人がいます。

真面目なスタッフは

「○○さんが頭が痛いって
言ってます!
なんとかしないと!
病院へ行かないと!」

ってあわてたり、
下手すると頓服でもらってる
カロナールやら
ロキソニンをすぐ飲ませます。

でもね、この利用者さんの
頭が痛いは、
違うんだよな。

もちろん、偏頭痛とか
そういう病気なわけでもない。

この人の頭が痛い、
というのは

「居心地が悪い、
かまってほしい」

です。

僕の場合は昼間なら
外に連れてって
この方の好きなコーラを
おごってあげます。

なんならそこで
二人で飲みながら、
少しお話をする。

ハイ、もう頭痛治ってます。


ま、これは仮病の類ですが…

実際にたとえば、
子供が熱を出したとき、
お母さんがなでてあげたり、
お腹痛いときに、
さすってあげると
なんだか安心して
眠りについたり
しませんか?

それも立派な手当てなんです。

手を当てる、
触れることで
安心を与えてゆっくり
休めるようにしてあげれば
体も回復するのです。


パソコンばかり見て、
こちらを見てくれない
お医者さん。

信用できませんよね。

ハイテク機器に疎くても、
実際に痛い箇所に触れて
探ってくれるお医者さん、
頼りになるでしょ?


前にも書きましたが
激怒している婆さま、
抱き締めれば
笑顔です。


死の床にある方。

遠巻きに見ているより、
手を握ってあげたら
安心して死ねます。



全部、大切な手当てだし
本当は誰にでも
できるんですよ。

僕は看護の勉強は
していないんですけど、
看護も介護も
発端は一緒かと思います。

だから本当に素敵な
看護師さんは
バイタル測定や、
注射を打つのがうまいとか
技術的なことだけじゃないです。

その瞬間に触れながら、
話しかけながら、
全身でこちらの様子を
みてくれている。

そう、「みる」は
「見る」でもあり
「視る」でもあり
「診る」につながります。

そういう人に手当てされるから
病気も治りやすくなり、
治らない病気の方でも
希望をもって過ごせるし、
あるいは亡くなる人でも
不安の少ない死を、
迎えることができます。

これは医療の知識、
技術に乏しい介護士でも
できるはずのことですよね。



ということで、
冒頭の話に戻りますが…

やはり僕のように
すさんだ介護人の心を
癒すための手当ては…

残業手当て、夜勤手当て、
休日手当てを
大量にもらうことかなw

10回夜勤やら
16時間勤務という
病を癒すにはね…



同情するなら金をくれ!!






追記、
そういえばAKBの握手会。

これすごく素敵なことですよ。

批判する人もいますが、
実際にはそうやって
アイドルが手を握って
話しかけてくれる。

それだけで癒される、
ということは絶対にある。

たとえば、引きこもりの人が
アイドルと話ができたことを
きっかけに立ち直るかもしれない。

女の子と話せなかった人が
話せるようになり、
彼女ができるかもしれない。

これ、すごく立派な手当てのひとつ。

握手会にいったら、
アンチになんかならなくなると
言う人もいますしね。

握手は大事。

握手は人の心を癒してる。