真田丸の視聴率について再度 | NobunagAのブログ

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■真田丸の視聴率について再度■

視聴率が右肩下がりであると
言われているのだが、
実は2時間早く放送される
BSのほうの視聴率は上がっている。

ということになると、
少しでも早く観たいという
コアなファンが生まれていると
いうことだ。

このご時世、
視聴率なんてものは
本当にあてにならないよね。

俺は観ていなかったけど
月9の「いつ恋」も視聴率は低かったが、
視聴者の満足度は
非常に高かったという。

あのドラマにクレーム入れた
介護福祉士会はバカってもんだw

視聴率の件とはやや離れるが、
ドラマというのは、
虚構なんだから当然、
脚色はあっていい。

というよりも本物の現場のことは
そこにいる者にしかわからないんだ。

最近では真田丸の登場人物、
とくに長澤まさみ演じる
きりちゃんのしゃべり方が
現代風すぎると批判が起きてる。

が、ではいわゆる
時代劇言葉…

「○○でござりまする」

などの言葉を戦国時代の人が
実際にしゃべっていたかどうかというと、
そんな根拠はないらしい。

だとしたらむしろ、
昔の映画やドラマ、
時代劇を観て勝手に我々が
そういうもんだと思っているだけで、
現実はまったく違っていた
可能性がある。

たとえば武士が自分のことを
一人称で

「それがし」

と言ったのか、

「わし」

と言ったのか

「拙者」

と言ったのか

「俺」

と言ったのか、
そんなことは本当は
わかんないってことだ。

であれば、
ドラマを書く上でキャラクターづけとして、
この人は重い言葉をしゃべる、
この人は軽めにしゃべる、
というふうな描き分けがあってもいい。

統一感がないという人もいるが、
じゃあ現実に我々がみんな
同じ言葉をしゃべってるかと言えば
そうではないのだから。

方言もあれば、
小さなコミュニティだけで
使われてる言葉もある。

実際のところ戦国時代の大名だって
親しい家臣との間では、
方言ばかりでしゃべっていた
だろうし、

「○○なのじゃ」

などといちいち言わないだろう。

あんなの単に雰囲気作りのセリフだ。

真田丸という作品を、
批判目的ではなくて
普通に娯楽作品として見たら
実によく出来ていることがわかる。

そして新しいチャレンジを
ふんだんに盛り込んでいる。

言葉づかいがおかしい→
きりがとくにおかしい→
きりを演じてる長澤まさみが
気にいらない→
視聴率低下

こんなバカみたいに単純なわけないw

今回の上杉景勝と信繁が
心を通わせていくシーンも
とてもよかった。

この二人も最終的には
敵対する者同士になるのだが、
憎み合う仲ではなく、
むしろお互いに慕っているうえでの
悲しい戦いというのが描かれるだろう。

楽しみだ。

また、窮地に陥る真田家に対して
本当は手助けするほどの
戦力も整ってないのに

「守るといった以上、
力になりたいのだ!」

と子供みたいに言う
景勝に呆れつつも
そういうことを言いだすと
予想して

「すでに兵を集めておきました」

と言う直江兼続のやりとりも、
まるで長年寄り添った
夫婦みたいで面白い。

主君と部下ではなく、
男の友情が感じられる。

真田家の物語のため、
劇中では上杉の内部事情は
描かれていないが、
景勝と兼続も苦労を共にして、
今の立場にあるために、
歴史上のその経緯を知っていると
この二人の絆の強さがわかるし、
三谷氏がそれを理解のうえで
描いていることがよくわかる。

バカバカしいシーンも
入れながらも、
随所に男らしい場面…
「漢」と書いて「おとこ」的な
やりとりが入るのが良い。

まるで花の慶次のようだ。

こういうものを娯楽として
楽しめない層は、
ドラマにいったい何を求めているのかね。

歴史の再現だけ見たいなら、
年表でも眺めてればいいじゃないかw