■大山のぶ代さん認知症に■
非常にショックです。
大山のぶ代さんといえば
ドラえもんの声をあててた方。
俺も子供の影響でドラえもんは
いまだによく観ていますが、
大山さんの代わりを努めてる
今の声優さんも頑張っているので
新しいドラえもんの声にもずいぶん
慣れてはきたんだけど、
やはり
「ぼく、ドラえもんです」
の台詞は大山さんの声が
一番に浮かびます。
大山さんの症状がネットに
出ていたけど、
まず脳梗塞の後遺症があると
いうことで脳血管性の認知症が
あると思われます。
そして前頭葉に異常が
見られていると。
ということは脳血管性認知症と
前頭側頭型認知症を
併発しているのかなぁという
印象を受けました。
もちろんこれは
ネットでの情報なので
どこまでが真実かはわからず
あくまで推測で書いていますので
そこはご了承ください。
さて、脳血管性認知症になると
感情のコントロールが難しくなり、
いわゆる怒りっぽい状態に
なってしまう方が多いです。
また前頭葉は善悪の判断などを
司っており、
対人関係の構築においては
とても重要な部位です。
つまり脳血管性の認知症に
前頭葉の認知症が加わると
おそらく対人関係、
とくにご自身のお世話をしてくれる
人などに対して、
怒ってしまったり
感情的になってしまう可能性が
考えられます。
身体の機能はあまり衰えていない、
とのことですが、
実際のところはだからこそ、
介護者側から見たら大変、
ということの裏返しでもあります。
僕の経験でも前頭側頭型の初期の方は
身体の衰えはほとんどなく、
一見とても元気。
だからこそ見守りが大変という方が
ほとんどです。
「身体の機能が残っているのだから
まだ仕事ができるはずだ」
と楽観的な意見も目にしましたが、
確かに意欲を持つことはいいことですが
おそらく現実的にはそういう
状況ではないからこそ、
大山さんのご主人は病気を
公表したのだと思います。
しかしもっとも残酷だなと思うのは
前頭葉というのは先ほど述べた
善悪の判断等の他に
「言葉」
を司る部位でもあるのです。
言葉を職業にしてきた方にとって
一番大切な部分がなぜ…
僕が見てきた方の中でも
アルツハイマー、レビーなど
認知症には色々なタイプが
あるのですが、
個人的には前頭葉や側頭葉の
認知症の方が一番大変ですし、
人間にとってもっとも大切ともいえる
言葉の能力がじわじわと削られて
いくのは本当に残酷な症状です。
ドラえもんによって
励まされた人、
勇気をもらった人、
大山さんの声で育ってきた人が
僕を含めて大勢います。
多くの人に言葉を通じて
たくさんの夢や希望を
与えてきた方がなぜ
こんな仕打ちを受けなければ
いけないのか。
誰しもなりうる病気とはいえ、
残酷すぎます。
そのことがとても腹立たしく、
こういうことがあるから
世の中には神様がいないと
感じてしまったりもします。
ですが人は確実に存在します。
周りの人のサポートが
少しでも大山さんの症状を
和らげてくれることを願います。
これまで頑張ってきたぶん
穏やかに老後を過ごせるように
せめてそれくらいは良いでしょう、と。