■人手不足もわかるが■
このところ書いてきているように
介護の人手不足は深刻です。
僕自身が何人か、
受け入れられなかった人の例も
あげていますからね。
もっとも投げ出しはしません。
うちで受けられないなら、
他に受け入れてくれる施設を
見つけてさしあげたこともありますし、
あまり手を出し過ぎると、
施設ケアマネというより居宅の
範疇にはなってしまいますが、
それでも出来ることはしてるつもりです。
それが人として、
接することの基本だからです。
困って近づいてきた人の
手を振り払うようになったら、
こんな仕事はもう辞めます。
前の記事に
「足を引っ張るような施設なら
つぶれたほうがいいくらい」
と厳しいことを書いてしまいました。
もしかしたら施設職員の中には、
反感を覚える人もいるかもしれません。
どうせ重度な人なんて
見たことないだろう、
管理者なんて
現場のことはしてないだろう、
だからキレイ事が言えるんだ
と。
いずれも違います。
うちの施設はグループホームとはいえ
重度さを理由に断ったりしてませんので、
一時期は平均介護度が4を超えてましたし、
いまでもアルツハイマーだけでなく、
介護が難しいとされるレビーの方が2人、
ピック病の方も3人います。
昔はスタッフにつかみかかって、
Tシャツをビリビリに破いた方もいたし、
包丁を向けてきた方だっていました。
それでも利用者を追い出したりは
していませんし、
ほとんどがその症状を止めることに
成功しています。
僕自身も肩書きは管理者ですが、
ケアマネ業務もすれば、
実際の介護も夜勤も含めて
すべて携わっています。
ですから正月休みすら
いまだに取ってません。
昨年末で一人辞めたばかりなのに、
この先ケアマネも一人辞めてしまうし、
スタッフもまた一人辞めてしまう予定です。
それも全部カバーするつもりでいます。
僕だって自分の家庭もありますし、
体力に自信があるわけじゃないです。
好きでそうしたいわけではありませんが、
そうしなきゃまわらないのでやります。
そのくらい働いて、
なおそれでもどうしても
手が回らないケースのみ
お断りさせていただいている、
というだけです。
そこまでギリギリの状態でやっていても、
目の前にる利用者さんのために
出来ることなんか
いくらでもありますし、
状態の改善はできます。
ウソではなく、
実際に出来ているのだから
やろうとしたらできるんです。
それなのにやろうともしない施設、
あるいはスタッフ、
そういう人たちが業界に
居座っているせいで
介護職が誤解されるのは
本当に残念でなりません。
いくら自分がやる気でも施設がダメ?
本当にそうでしょうか?
そういう言い訳を作って
動かない自分にまず問題があるような
気がします。
誰もが「どうせうちの施設はダメだから」と
あきらめていたら
改善なんかできません。
一人でも思い立ったら
即座に行動したら、
必ず何かは変わると思います。
その一歩を踏み出せるかどうかです。