◆天国と奈落◆
それを行ったり来たり。
以前にも書いたけど、
病気の患者を抱える家族としては、
どんなに良いことがあっても、
そのうち良くないことも起こることを、
何度も体験してしまっている。
だからうれしいときも心から喜べない、
というよりも喜ばないようにしようと、
自然に自分で防波堤を築いてしまう。
とはいえ人間。
うれしいことはうれしいと思うし、
完全にその気持ちを抑えるのは無理。
そして、また悲しいことがあると、
その落差に苦しむ。
天国から奈落の底。
ジェットコースターの急降下。
そんな感じか。
だけど忘れないように努力したいのは、
家族が苦しいのは当然だけど、
そんなふうに思うように生きられない本人こそが、
きっと本当は一番苦しいんだろう。
どうしても支えてる側のほうがつらいような気はするが、
それはやはり違うんだと思う。
自分が同じ病気になりたいかといえば、
絶対になりたくない。
それだけ苦しい病気だということ。
家族も本人も、
みんながつらい。