■内部留保は本当に多いのか■
とくに特養の内部留保の多さが
叩かれていますが、
実態はどうなんでしょうね。
介護保険というのは、
請求後に実際のお金が
手元に入ってくるのは
2カ月後なんですよ。
このあたりが普通のサービス業と
違うところです。
お客さんがくる→買い物をする→
現金がすべて手に入る
というような単純な流れではありません。
ということはたとえば
事業を開始したら、
まるまる2ヶ月は介護保険分の収入は
ないものとして考えなければなりません。
利用者さんが入居したときも
そうなんですよ。
お部屋代や自己負担分は、
現金としてもらえても
残りはそうではない。
そのあたりを見越して、
ある程度の資金は手元に
残しておかないと
いざというときに困ります。
もしも数ヶ月部屋が空いてたりすると、
その後誰かが入居しても、
即座に赤字が解消されると
いうようなものでもないんです。
たぶんこういったことは、
世間の皆さまにはまったく
知れ渡らない情報なのに、
施設がただお金をため込んでいるような
印象だけを独り歩きさせるような
国からの発表の仕方は
まったく控えていただきたいものです。