災害について2 | NobunagAのブログ

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■災害について2■
 
実のところ東日本大震災を経て、
自分の市でもハザードマップをはじめ、
災害時の備えをもっと整備しようという
動きはありました。
富士山も近いもので…。
 
我々市内のケアマネたちも全員集まって
どのようなものが良いか、
みんなで意見を出し合い、
市の方々とも何度も話合いを持ったものです。
 
 
そしていざあの大雪です。
 
何が起きたでしょうか。
 
市役所は閉鎖、もちろん避難も何も、
外へは一歩も出られない。
だから食料の確保もままならない。
もし何時間もかけてお店へ行っても、
休みになっているか、
開いていても何も売ってない。
肝心の県知事は登庁すらできずじまい。
 
 
つまり孤島化だったということです。
 
備え、連絡網などほとんど役立たずでした。
市役所の職員が出勤できないのですから
もちろん市との連携などとれません。
 
よく言われる言葉ですが
 
「想定していない」
 
という状況でしょうか。
 
確かに40年近くこの地域にいて
初めてでしたからね。
 
何かが起きた時に
後だしじゃんけんのように
 
「想定できたはずだ」
 
とおっしゃる学者さんたちがいますが、
俺にはよくわからないですね。
ではなぜもっと声を大にしなかったのかと
逆に聞きたいくらいで。
 
備えを有効に活用しようという意識を
持つことはとても大事なことですが、
いくらそれを綿密に練り、
計画したところで、
実際に動くのは人でしかないということです。
 
だからこそ備え以上に大事なのは、
有事に際して可能な限り協力しよう、
他人の命にもほんの少しでも
気を配ろうという心であり、
それを持った人を一人でも多く
育てることなのかなと思います。
 
少なくとも施設の管理者として
俺にできるのはそんなことくらい。
 
 
危険な場所のことを勉強して
自分の身は自分で守れと言ったって、
それすら理解できない子供や高齢者が
地域にはたくさんいますからね。
 
だからもしこれを読んだ方のうち、
一人でも二人でもいいから
地域のハザードマップなどを確認して
ご自身や家族の身を守るのももちろんですが、
それができないような方たちも
地域にいるのではないか?と
その人たちの命は守られているか?と
どこかで気にとめてもらえたらうれしいと
思うのです。
 
ハザードマップを形ばかりのものに
するかしないかは、
本当にそこに住む人間たちの力次第です。
 
震災のあとボランティアに行った
ケアマネ仲間の方から聞きました。
 
誰もが大変な苦労をされているが
避難所へ行けた方はまだ良かったんだと思う…
多くの高齢者があるいは見捨てられ、
あるいはわけがわからず大勢行方不明に
なっていた、と…。
 
生死がかかった段階においては、
どうしても弱い者が切り捨てられます。
 
それでも一人でも多くの命が
守られることを願っていますし、
そういう地域作りや、
若い人たちの意識を変えていくためにも
後進の育成も考えていかないと
いけないのだろうなと思います。