じゃあ優しくしないのか | NobunagAのブログ

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■じゃあ優しくしないのか■
 
と問われれば、
これはまた微妙なところ。
 
まず介護保険の理念は簡単にいうと、
利用者の自立支援が前提と書きました。
 
これはグループホームだけじゃなく、
特養もデイも全部そうです。
俺が決めたんじゃないです、
国が決めたことです。
興味ある方は条文をチェックしてください。
 
特養はさすがに違うだろ?って
思う人もいるかもしれませんが、
特養も自立支援ひいては
制度上は在宅復帰を目指す施設です。
知らない人も多いけど、
そういう前提がちゃんとあります。
 
 
制度の話やらをしだすと、
情が入る余地はないのかって
感じてしまいますよね。
 
残念ながら監査的な意味ではそうです。
 
イヤ~な監査員がくると、
本当に書類目線でしか見てくれませんからね。
 
甘えさせてばかりのプラン立てると
必ず指導を食らいますよ。
 
制度を守らねば会社もつぶれますから、
やはり介護保険の理念に沿った
ケアをする必要があるし、
どんな相手であってもまず、
自分でがんばってもらうためのプランを
立てる義務がケアマネにはあります。
 
 
さて、それでも制度云々はおいといて、
どうしても優しくしてあげたいなと
思うことがあります。
 
それは看取りのときです。
 
 
以前、研修で愛媛大学の先生がこんなことを
言われてました。
 
「どうぞ老人にもたくさん働いてもらってください、
そうでないと介護スタッフの手など足りるはずも
ありません。
老人が甘えて当たり前なんて考えでは、
若者がつぶれてこの先誰も介護なんてできなくなります。
どんな人にもできることがあります。
要介護3でも4でも何かできることを探して
やらせてください。
要介護5でも笑うことで周りをしあわせに
できるかもしれません。
そうやって老人と若い人が共存して
助け合う世の中にしないと、
超高齢社会は乗り切れません」
 
とね。
 
それでも要介護5で笑うこともできず、
もはや死を待つばかりという日が、
誰にでもいつかやってきます。
 
 
最期の瞬間だけはおだやかに
逝かせてあげたいなといつも思います。
それまでたくさん苦労してきたのだから、
一番最後はね。
 
 
俺が冷たい人間かどうかは、
よくわかりませんが、
介護が大好きということはありません。
 
ただ、人間として関わるのが好きです。
 
そういう意味ではスタッフからは
「意外と」実は利用者にやさしいとは言われますw
 
まぁ、本当に厳しい人間で介護大嫌いなら
こんなに休み削ってまで働きませんし、
利用者のために上司とバトルしませんしねw