■認知症の方のやりとり■
ある人がこんなことを言ってました。
「まったく最近は嫁さんも
おばあさんを大事にしてくれないし
ここの職員も何でもやってくれれば
いいのにやってくれないし、
ろくな世の中じゃないね!」
やってくれない職員とは、
俺のことですがw
それを聴いてた別の方が
こう言いました。
「アンタ、バカなことを言ってるね。
お嫁さんがお義母さん、
私がやりますから何もしないで
いいですよ~なんて言い出したら
私らなんかもう死んでるのと
同じだよ。
ただ生かされてるだけになるよ。
何でもしてくれる嫁や若い人は
良いように見えて本当はダメなんだよ」
と。
これ、すごく良い言葉です。
介護保険もまさにそうなんです。
我々職員は何も年老いた人の
すべてを世話するために
いるわけではありません。
できないことをサポートし、
できることが長く継続できるよう、
お手伝いするための仕事なのです。
まぁ、そんなことが全員理解できたら
苦労はないわけですが…。
年を取って甘えたいのもわかるけど、
生きるとは本当はそういうことじゃなく、
まだまだギリギリまでは頑張って
苦労も重ねながら、
自分の老いと、周りの人と、
共に生きることが大事だと思います。