■辞めたら代わりはいない■
介護業界は入れ替わりが
とても激しいです。
これまでに数えきれないくらいの人が
辞めていきました。
それは本当に惜しいことだと思います。
やめる人のほとんどが
原因は人間関係です。
もちろん給料の低さもありますけどね。
統計を取ったわけではないけど、
実感としては
1.人間関係
2.自分の理想と違う
3.給料
といったところです。
人間関係のゴタゴタで辞めるのは
本当にもったいないです。
辞める側に問題がある場合や、
もちろんどうしても性格的に
介護に向いてないから、
みんなと馴染めない場合もありますが…。
教える側に問題があることも多いです。
忙しい現場ですから、
即戦力になることを求め過ぎるというか。
仕事に慣れる早さは人それぞれなのに。
かく言う俺も最初の頃は、
先輩方にかなり厳しくやられました。
でも男なので可愛いがってくれる人も
いたのでそれなりにやってましたが、
仕事をだいたい一人でできるのに1年、
自信を持ってできるのに3年は
かかってます。
遅いほうだと思います。
しかし今では…
自信持ちすぎかもしれないけど
俺の代わりは俺しかいないと、
言えるくらいの仕事はしてます。
でもね、本当はみんなが
そうなれるはずなんですよ。
よく他の会社の話を聞いても
「辞めたい奴はやめればいい、
代わりはいくらでもいる」
なんて人を使い捨てにするような
言葉を耳にするのですが、
その考え方が根本的に違う。
これまで数えきれないくらいの人が
辞めていったと書きましたが、
さて、その人たちの代わりは
本当にいたでしょうか?
いません。
人にはそれぞれ個性があり、
得意な仕事も不得手なことも
みんな違うのです。
みんな大事な人材です。
その人が辞めたら違う人は
入るかもしれませんが、
決してその人の代わりには
なりません。
これまでに何人かは本当に
ずっと一緒に仕事をしたいなと、
すごく介護に向いているなと思える
スタッフがいたのですが、
その人たちが辞めたあと、
違う人は入ったけれど
代わりは務まっていません。
利用者さんの一人一人の個性を
大事にしようなんて掲げておきながら
肝心のスタッフ一人一人を
大事にできないのが、
この業界の悪い部分です。
大勢のスタッフを
辞めさせている俺も
決して言えた話じゃないんでしょうが
簡単に人を辞めさせるのは恥です。
人を育てようという意識、
教育のセンスがない証拠です。
自分のことしか考えてないから、
他人の痛みがわからない、
そんな人が他人を介護するのは
おかしな話です。
利用者のこともスタッフのことも
もっと一人一人を大事にしたいと
思います。