■看取るということ■
これまで何人かの方の看取りを
させていただきました。
生を支える介護も大変なことですが
誰かの最期の瞬間に寄り添うことは、
本当に大変なことです。
しかしこれほど貴重な体験もまた
ありません。
すべての方がみんな、
違った人生の終わり方をします。
こうしてブログをやりはじめて
何年か経ちます。
知り合ったブロ友さんたちの
何人かがその間に
ご家族を亡くされました。
そういうときにどんな言葉を
かけてあげたらいいか
俺にはわかりません…。
また、ご自身の余命が短いと
おっしゃっている方もいます。
やはり簡単に励ましていいのかどうか
わかりません…。
人間の歴史は、
ただ子孫を残していく以上に、
人の想いを次の世代へと、
引き継いでいくことなのだと
俺は思っています。
だから看取りをするときには、
その方の最期の姿から、
何かひとつでも良いから学んで、
自分の人生の糧に、
そして次の世代に引き継いでいって
あげたいといつも感じます。
楽しかったこともうれしかったことも、
悲しかったことも大変だったことも。
そのすべてが相手がその人生を
使ってからだいっぱいで表現し、
遺してくれた貴重な時間。
喜びも悲しみもきっと
時が過ぎれば
等しく価値のあるものとして
私たちの心に残ります。
そんな力強い生命の姿に
心からありがとうと
感謝しています。
すべての尊い命に感謝し、
自分の人生で出会う人たちから
たくさんのことを学んで、
俺も次の世代にいろんなことを
伝えていこうと思います。
施設で…とくに、
設備の整わないグループホームで
看取ることの是非はともかくとして
人の生命の最期まで
傍らにいられる仕事をしていることを
誇りに思って日々を生きようと思います。