戦う姿勢は見せたが… | NobunagAのブログ

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■戦う姿勢は見せたが…■

1-4で敗北。

ギリシャはロスタイムで
奇跡の逆転劇を演じて
決勝トーナメントへ進出した。

完全に正反対の結果だが
これが日本の現在の立ち位置と
言うしかない。

カウンターでやられるのは、
ゴールを決めきれていないからで、
守備陣だけでなく、
攻撃陣にも問題がある。

世界の強豪チームの試合を
見ていると、
いわゆる「惜しい」プレーは
意外にも少ない。
まるで職人芸のように
チャンスには確実に、
冷静にゴールを決めるからだ。

反対に日本の試合は、
今日も前回も実に惜しい、
手に汗握るシーンが満載だ。

そういう試合をしているうちは
世界のトップレベルには立てないと
いうことだろう。

今日のようにある意味割りきって
攻撃重視の試合運びをしたら、
このように大差で負ける可能性が
増えることは致し方ないが、
とられ始めるとガタガタ崩れるのは、
コートジボワール戦と同じ。

とはいえ今日の試合で、
そこまで選手に求めるのは酷だろうか。

少なくとも戦う姿勢、
攻める姿勢だけは見せた。

その部分に対してはリスペクトしなきゃ
いけないと思うし、
お疲れ様と言いたい。

悪いところだけ挙げるときりがないが、
四年間夢を見せてくれたことも
また事実だ。

口汚く選手個人個人を
非難するようなことは控えたい。

これほどひどい結果に終わるのは
選手の一人、二人に問題が
あるわけではなく、
チーム全体の問題としか思えない。

ただしひとつだけ気になるとすれば、
このチームは非常に和を重んじた
集団であった。

各チームにはたいてい個性的な
スペシャルな選手がいて、
日本でいえば本田選手が
それにあたると思うが、
彼はその見た目やプレースタイルと
違って仲間たちとよく打ち解けていた。

8年前の中田英寿選手は、
実力はまったく申し分なかったが
あまりに歯に衣着せぬ言動で、
チーム内で孤立してしまった。
彼の技術や世界レベルの意識に、
ついてこれる選手が少なかった。

そのためバカバカしい話だが
練習時のパス交換をしてくれる相手が
キャプテンの宮本選手しかいないほど、
なかば子供のいじめのような
扱いまでされていた。

もちろんそんな空中分解した
チームで結果が出せるわけがなく、
無惨な敗北を喫した。

それを思うと今回のチームは、
本田選手と同じ夢を共有しようと
する選手たちが多かった。
ベンチにいる選手も。

そのことはとても素晴らしいことだと
思っていたが、
実際には何の結果にもつながらなかった。

そういう意味では各チームのエースは、
皆、エゴイストである。

控えの選手たちも、
スタメンを食ってやるくらいの
個性的なものたちが、
虎視眈々と出場の機会を狙っている。

相手チームと戦う姿勢も大事だが、
自分のチームメイトとも
常日頃から戦い、競いあう、
そんな集団にする必要も
あったかもしれない。

8年前のようにそれが原因で
チームを崩壊させてもいけないが、
仲良しなだけでは世界と戦えない。

そのことは世界各地で戦っている
彼ら自身が一番知っているはずだが…

ともあれ今は四年間の頑張りに対し、
拍手を送りたい。