認知症と空気読みのセンス | NobunagAのブログ

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■認知症と空気読みのセンス■

認知症の対応で
実はかなり大事なのが
認知症の方が発する空気を
読むセンスです。

空気を読む、
という言葉自体は
個人的にはあまり好きではないんですが
それでもやはりこの仕事に関しては
それが出来ると出来ないでは
大きな差があります。

そしてその差が、
認知症の方の病気の進行にまで
影響するとしたら
やはりスタッフはそのセンスを
磨かないといけません。


不安そうなとき、
あるいは不穏になりそうなとき。

認知症の方は自分の思いを
うまく言葉にできません。

でもわかりにくいですが、
実はけっこういろんなサインを
出してくれてます。

そんな様子を見たときに
空気を読んで、
次々と先手を打って対応するのが
プロの仕事です。

そうすることで
前の記事にも書いたように
相手に安心を与えられるんです。

裏を返せばそうしなければ
不穏は増大し、
おこりだしたりします。
最大級に怒るともはや
手に負えません。

よくスタッフに

「○○さんが怒って暴れてます~」

と呼ばれて対応することもありますが
そこまでいっちゃってると
かなり大変…。

怒らせる前に呼んでくれと
思っちゃいます…。
怒らせた時点で
もう大失敗してるんですよ。


認知症にはこれがベストという
対応がないから
とくに新人教育は大変です。

ある対応を示して見せても

「でも昨日はそれじゃダメでした」

と返ってきたりします。

「他の先輩は違うことを言ってました」

とかね。

当たり前です、
人間相手だし、
しかも難しい病気の方を
相手にしているのだから。

日々違うし、
数分前と今でも違う。
それが認知症。


一番良いのは認知症の方の
醸し出す空気を感じ、
むしろ先手を打ってそれを読み、
自分で考え対応すること。

正解もベストもありません。

その瞬間のベターなことを
すぐに対応に移すセンス、実行力。
そして実際には自信がなかろうが
相手には自信あるように
見せかけて安心させてあげられる
演出力。
だって俺も自信ないこと
ばっかですもん。
だけど認知症の人にそれを
見せたらダメなんです。


でもこういうのって
鍛えて備わるのかは正直わかりません…。

何年やってても出来てない人は
出来てない。

でも仕事初めてから
たいして経たなくても
あっさりこれができる
スタッフもいます。


そういうタイプの人は
すごくこの仕事に
向いてるとは思うんだけど…

でも本当に数少ないかな…

みんなが出来るようになったら…

一部の職員の職人芸ではなく
みんながそれを出来たら
仕事もそれぞれラクになるし
認知症の方もおだやかに
暮らせるんじゃないかと
思うんですが…。