◆おだやかな旅立ちを◆
グループホームでのみとりを考えたときに、
なんとかしておだやかに最期を迎えさせてあげられないものかと
思案しています。
特別なことをする必要はないとは思いますが、
人生の最後くらいはおだやかに平和に迎えさせてあげたいと、
強く思います。
グループホームという環境は、
どうしても周りが騒がしすぎるといいますか…
認知症が重度な方ばかりだと、
周囲の状況は全然おかまいなしなので…
終末期にある方に対して
できるだけ後悔の残らない介護をしたいのに、
一方では
「家に帰りたい!」
といつもの帰宅願望で外に出ていく方やら、
幻覚症状による大騒ぎの方にすぐに呼ばれるという状況で。
正直なところいくらなんでもこういうときくらいは、
もう少し状況を考えてほしいと思ってしまいますが、
それができないのが認知症ですからどうにもなりません。
個人的には終末期にある方に特別なことはできないとしても、
人として当たり前のケアだけはちゃんと提供したい。
それは施設だからどうとか、
業務がどうのこうのではなく、
誰かの介護をしてきた一人の人間として
他の人、他のことを後回しにしてでも、
優先したいことはあるってことです。
いつもの認知症のケアに追われてそれすらできないなら、
やはりどうなのかなという感じです。
なのでそうならないように努力はしてますが…。
日々自分のことで大騒ぎなのも施設のあるがままの姿であって、
そこで長く過ごしてきた利用者さんにとっては、
慣れた空間なのかもしれませんけどね…。
もっと職員も利用者もみんなでおだやかに
見まもってあげられないんだろうかと悩んでしまいます。
同じ施設に暮らす仲間なのに。
まぁとにかく職員としてはできることをやるしかないです。
そして我々には決して家族の代わりはできないので、
俺としては可能な限り連絡を取りながら、
ほんの少しでも大好きな家族のそばにいられるように、
調整していってあげたいと思っています。