バリアフリーは本当に良いことか | NobunagAのブログ

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◆バリアフリーは本当に良いことか◆
 
うちのグループホームもそうですが、
介護施設は玄関も室内も全部バリアフリーになってるところが多いです。
 
高齢になるとちょっとの段差でつまづいたりして、
骨折でもすると寝たきりまっしぐらになったりするので、
仕方ないといえばそれまでですが、
実は個人的には全面バリアフリー、キライです。
 
だって生活空間が平面だらけっておかしいもの。
 
通所で仕事していた頃は、
送迎に行くとたいてい庭が砂利道でデコボコしていたり、
地面がドロドロの場所だったり、
田舎なので玄関の段差が異常なまでに高かったりしました。
 
そんな悪条件の中を転倒のリスクを抱えながら、
なんとかかんとか移動していたのですが、
意外とそれが本人にとってはリハビリになっていたりしたものです。
 
確かに転倒はコワイですが、
つまづいたら最悪なことになりますが…
 
あえて言おう。
 
つまづいたっていいじゃないか、とw
 
いや、ダメなのかな~…寝たきりになるし…。
 
でも、たとえば80年間段差のある場所をなんとかがんばって行き来してたのに、
突然、段差がまったくない場所に住むことになったら、
本人にとっては違和感バリバリなんじゃないの?
と俺は思う。
 
他人が見て不便であったり危険であっても、
本当にそうなのかどうかは本人にしかわからんはずです。
 
よく
 
「施設に行くとだいたいダメになるよね」
 
と悲しいかな言われがちですが、
こういう一見便利だったり安全な設計が、
実は本人の本来持っていた能力を低下させます。
 
同じような理由で、
うちのグループホームの水道は手をかざすと自動で水が出るタイプですが、
これも最悪に年寄りには全然伝わりません。
 
下手するとなんとかまわそうとしてぶっ壊します。
 
あとダメなのが、
センサーで電気がついたり消えたりするトイレ。
 
これも利用者さんには意味がわからんので、
 
「自動で消えますよ」
 
といくら説明しても伝わらない。
 
特にグループホームは認知症の方がほとんどなので、
文明の利器はマイナス要素のほうがデカイ気がします。