先日子育ての日記にも書きましたが
入院中だった奥さんのおじいちゃんが今朝亡くなりました。
俺はそんなにたくさんお話をしてきたわけじゃないけど、
戦争に行ったときのことをいきいきと話してくれたことが印象に残っています。
サーベルを腰に下げて馬に乗った颯爽とした若かりし日の写真は、
とてもカッコよかったです。
入院する前までは毎日のように元気に畑に出かけたりされていたそうです。
また菊を作るのも大好きで、
おだやかな晩年を過ごされていたように思います。
今年の夏は暑かったせいか体調を崩してしまい、
病気があったこともわかってしばらく入院されていたのですが、
退院することは叶わずお亡くなりになってしまいました。
亡くなってしまったことはとても残念で悲しいことですが、
介護で家族に長く苦労をかけることもなく、
おだやかに旅立たれたことについては、
いつも介護で大変な現場を見ている自分としては、
ある意味、男として憧れる最期の迎え方のような気がします。
おじいちゃんらしいいさぎよい最期であったのかなと思います。
とても安らかなお顔で眠っておられました。
ひ孫の姿を見せられたこともよかったなと思っています。
おじいちゃんがいたからこそ、
今の僕らがあるということをいつかゆうくんにも伝えていければと思います。
人はたとえ亡くなっても、
その想い、成してきたことはそうして未来につなげていくことができるのだから…。