◆利用者さんの呼び方◆
利用者さんを呼ぶ時に、
どんなふうに呼ぶことが多いでしょうか。
ちなみに自分の場合にはほとんどの場合、
「○○(名字)さん」
です。
同じ名字の方がいたりするときには、
下の名前で呼ばせていただくこともあります。
最近はさすがに減ってきたと思うんですが、
「○○ちゃん」
などと呼ぶのはあきらかに間違ってると思います。
認知症の介護なんかでは昔の名前で呼んだ方が伝わる、
みたいな考え方もあったりして、
だから「○○ちゃん」でもいいはずだと極端に言う人もいますが、
それは違うと思います。
ちゃん付けで呼ばないと人間関係が結べないと感じる人は、
呼び方以前に接し方のほうに原因があるんじゃないかと思います。
原則は「○○さん」であるべきです。
なぜなら、
基本的に利用者との関係は対等であるべきだと思うからです。
介護保険というのは利用者が介護保険料を国に納めてきたから使う権利があるものであって、
また実際にサービスを提供する事業所は基本的に本人の意志で選択して、
契約を結ぶものになっています。
ですから、国と本人も、本人と事業所も対等です。
たまに異常なまでに丁寧な一流ホテル並の言葉遣いを目指してる施設があり、
「御利用者様の○○様」なんて言い方しているところもありますが、
それはいくらなんでもへりくだりすぎです。
日常会話でも「ご尊顔を拝し」とか「お御足を失礼いたします」なんて言ってるんでしょうかw
そうでなければ名前の呼び方ばかり尊敬したって、
かたちだけで意味がありません。
もっとも俺自身も話の流れの中ではくだけた言い方をすることはあるし、
利用者さんがふざけて抱きついてきたりしたときには、
冗談で相手が喜ぶような話し方をしたりはするんですがw
でも、しっかり真面目に業務にあたるときには、
必ず
「○○さん、これから○○をしますね」
としっかりした言葉で伝えるようにしています。
締めるところは締めないとやはりいけないと思います。
利用者さんとの関係が親密になればなるほど、
そういうことの境界線があいまいになってしまいますが、
やはり我々は家族でもなんでもありませんので、
基本的な言葉遣いは身につけておきたいものです。