治療その2 入院 | 高校1年生でうつ病と診断された息子が回復するまで〜唯一効果があったのは意外なことでした〜

治療その2 入院

治療を開始して半年ほどが過ぎ、先生から「入院してみましょうか」と提案されました。

先生のお話だと、入院することによって薬のコントロールや症状の把握ができるし、入院がきっかけで改善を早めることができるかもしれないとのこと。

息子は夏休み明けからずっと高校を休んでいて留年は確定だけど、4月から高校に通える状態にもっていくには、ここで入院することも一つの手だということでした。

期間は1ヶ月。

 

入院中は複数の先生に診ていただいたようでした。

担当の先生のお話だと、息子の症状についてカンファレンスで議論になったこともあったようでした。

息子はうつ病ではないのではという議論でした。

「うつ病ではないように思う。でも、では一体何なのか…と言われたら、うつ病としか言えないんです」というお話でした…。

 

入院して1ヶ月が過ぎ、息子は退院となりました。

それは良くなっての退院ではなく、入院前と何も変わらない状態での退院でした。