今日は市内2箇所にて、街頭活動をしました☘️✨

車の中からクラクションや手を降っていただいたりと、激励をいただき感謝です🙏✨

今日は交通弱者や物価高騰などの生活に関する事をテーマに街頭活動をさせていただきました。


北杜市は東京23区と同じぐらいの広い面積があり、
人口45000人弱に対して
65歳以上の方が18000人弱、
そのうちの75歳以上の方が10000人を超えている数字であります。
そういった方々から寄せられるご意見のほとんどが、今は運転することはできるけど、5年後、10年後は運転できるか分からない。不安である。でも、生活できなくなると困るし、今の公共交通のかたちでは免許証返納はできない。という切実な声です。

地域を回った時に、何かご意見ご要望があれば、気軽に言って下さい。というと、言われる事のほとんどがこの言葉です。

今日、新聞には、予算特別委員会での合併20周年の花火の予算1100万円の減額について書かれていますが、僕に寄せられている地域からの声は、その予算で公共交通の改善に当ててほしいという切実な声が届いています。
(もともと長坂高根合同のふるさと祭りでは前年同様の予算が組み込まれているので、去年と同様の花火は問題なく打ち上げられます。減額されたのは別の項目で組み込まれている花火の予算になります。)

免許証返納をめくっては、
いつまで運転しているんだと、息子さんや娘さんから厳し事を言われ、でも無いと困るので返納できない。というところから、80年とかの長い期間、円満だった家族間の中でも衝動が生まれ、まさかこの年になって息子からこんなひどい仕打ちを受けるとは思わなかった。
とか
顔を合わせると一言目には免許証を返納しろと言われ、辛い。
という切ない思いを打ち明けられる方もいます。

そんな悲しみの連鎖が生まれてしまう人も中にはいて、そういった悲しい思いを広げてはならないと思うからこそ、やりたいことの一番に交通弱者の緩和を掲げさせていただきました。

また、
人口45000人弱に対して、10000人弱が免許証を持っていない市民で、交通弱者であります。

この交通弱者の方々と交通弱者予備軍の方々に対する対策は急務であると思います。

ほとんどの北杜市議会の質問の中で、交通弱者をテーマとした質問をさせていただき、解決案も幾度となく提案してきましたが、残念ながら、大きな変更はできませんでした。

大きな変更はできなくても、
すぐできることもコツコツとと思い、
バスの運行時間やホームページの見やすさなどは改善できましたが、根本の解決には至っていないことに、自分の力不足を感じています。

この3年半ぐらいの間で、交通弱者になり、入院をされ、施設に入ったり、ご逝去されたりされる地域の方々もたくさん見てきました。

だからこそ、
ここでめげてはいられない。と言う思いで、今行われている議会の中でも、引き続き、交通弱者をテーマに一般質問を予定しております。

日本全国で高齢化と人口減少が加速している中で、バスやタクシーの運転者不足と言うことも、近い将来、問題になってきます。

国では、そういった問題の対策案として、ライドシェアや自動運転の実証実験が進められていますが、

この自動運転に関しては、
今ならば、国の予算100%で行うことができます。

人口が減少するということは、市の税収も必然的に下がってしまうため、この限られた財源の中で、いかに市の税金を使わずに整備できるかも重要になってくると思っています。

今までの議会の質問を通し、
小淵沢エリアは、駅や商店、道の駅、学校などの主要な施設が近くにあるため、自動運転の実況場所としては適している。という市の認識もいただきました。

今回の議会では、
長坂支所から高根支所までの一本道も実証実験の場所としては適しているのではないかと提案をさせていただきます。

具体的に提案しなければ進まないという市のスタンスに、もどかしさを感じるところではありますが、根気強く続けて、提案していきたいと思います。

そして、誰しもが免許証がなくても安心して生活ができる北杜市を目指したいと思いますし、幸せを享受できるようにしていきたいと思います。