今日は、
市議会議員を対象にした
北杜市公共施設個別施設計画と北杜市図書館適正配置等検討に関する意見交換会がありました。

この『北杜市公共施設個別施設計画』は議決事項ではないので、去年の12月15日に行われた全員協議会の中での報告事項として、サラッと説明をされて終わりのような執行側の雰囲気だったのですが、僕も含めて多くの議員から様々な意見が出て、今回の意見交換会が設けられました。

この北杜市公共施設個別施設計画は令和33年までの28年間、362施設を対象に方針を示すものなので、今後の北杜市の未来を大きく左右していく内容になります。

また、計画の中では各年度ごとに使える公共施設の整備費用は22億円という上限があり、

保育園や小学校などの大規模回収だけでも1件7億〜 8億という大きな費用がかかることから、年間3件ぐらいしか対応できない可能性もあります。
さらに新しく別の施設を作るとなると、さらに費用がかかっていくため、整備費用はさらに減っていくことになります。

今日、多くの議員からの様々な意見が出ましたが、どこまで反映されるかは分かりませんし、
2年前ぐらいにあった総合計画に関しても何を言っても結局、『執行権』『議決事項ではない』ということを主張されましたので、
ただ既成事実のためだけに意見を聞く場を設けたと言うことにならない事を願っています。

図書館については、とても市民の方々に提示できる内容ではない状態と思ってしまうような方針が示され、こちらも多くの議員から、厳しい意見がたくさん出ました。

こちらは今後、条例改正が伴いますので、しっかりと僕としても様々な意見を聞きながら、総合的に考えながら最善の方向に進めていきたいと思います。