今日は、会派のみんなで、新聞にも載った、
市からの突然の休業要請を受けて4月1日に休業となる『増富の湯』を視察して、指定管理者さんと運営をされている方からお話をお伺いしました。

以前から、鉄骨の検査を市に依頼していたのですが、なかなか検査がされず、ようやく去年の9月に検査が入ったそうです。

その後、11月に検査結果が市に出されたそうです。

日にちは進み、
2月28日に市から指定管理者に鉄骨の劣化が激しく危険だからということで4月1日からの休業要請が出されたそうです。

安善面を確保することはとても大切なので異論はありませんが、

問題は、
残りの指定管理期間が3年ある中で、
2月28日に突然、市から指定管理業者に4月1日に休業、その間の保証は全く無し。というところです。

11月の時点でその話をしたのなら、まだ期間はありますが、来月から休業です。となると、10人以上いる従業員さんはどうなってしまうのでしょうか?

コロナの影響で、赤字もあった中で、
なんとかやりくりをして、コロナがあけた今から再起を図るという時に、突然の休業要請。

指定管理なので、管理をしている会社も4年間の運営の計画を出して経営をしていると思いますし、

従業員さん達も、そのつもりで、仕事に当たっていたと思います。

増富のラジウム温泉は、日本でも数少ない希少な湯となっており、湯治として親しまれ、病気の療養や免疫力の向上など、県外から訪れる方と多く、

増富の湯としても、
この症状はこの温度のこの温泉。というように入り方をアドバイスしたり、免疫力を高め、高血圧や冷え性や鬱などのケアをアドバイスしたりもしたりと、

ただ温泉に入るだけではなく、
ファスティングや自然との共存を考えての活動もされてきていました。

ラジウム温泉自体が希少で付加価値になっている中、今後、施設は取り壊しになるのか継続になるのかも現在協議中で何も決まっていない状況なので、

是非、北杜の宝の一つであるラジウム温泉の増富の湯が安全面の工事が終わり次第、再開してほしいと思いますし、

突然の休業要請なので、
そこで頑張って働いていた従業員さん達に対しても、市として何かに考えないと、市のやり方はあまりに、乱暴なやり方ではないかと僕は思います。

是非、指定管理者さんやそこで働く北従業員さん達に寄り添った対応を僕も市に求めていきたいと思います。