今日は本会議で、各議案の採決がありました🌱✨

無事、来年度の予算は可決されました🌻✨

今回の一般会計予算の中に、
去年の12月議会にて質問をした、学校給食センターで調理する職員さんの人数が足りていない件については、予算と人員がしっかりと確保できたそうなので、解決に向かって良かったです🤗✨

請願では、

防衛費倍増を計上した政府予算案の修正を求める意見書の提出に関する請願

があり、請願事項は、
来年度予算案中の防衛費は専守防衛を根拠としたGDP2%を1%枠内に修正することの要請意見書を国会と政府に提出すること

があり、討論、採決の結果、
否決となりました。

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下記、
本会議にて請願の討論で読み上げた内容を載せます。

請願第1号
防衛費倍増を計上した政府予算案の修正を求める意見書の提出に関する請願
の原案に対して反対の立場で討論をいたします。

今回の請願ですが、

防衛費や物価上昇や国際秩序など、
様々な事を考える貴重な機会となり、
こういった内容の請願は
日本に住む1人の人間として
また、
一人の議員として
深く考える貴重な機会となり、
そのような請願を提出していただきました事を
感謝、申し上げます。

また、総務常任委員会が終わってから、
この請願に対して賛成の思いがある市民の方々から
いろいろな資料の提供もしていただきまして、
ありがとうございました。

請願者さんと161名の同意者の方々には
平和の大切さを議員や世に伝えるために
請願の提出という
尊い活動をされました事、
心から敬意を表します。


今回の請願でありますが、

請願理由の趣旨の中の文章に
国民に十分説明をし、
理解を得ることが大切である旨の文章が書かれていて、

私もその通りだと思いますし、
政府に説明不足があれば、
公表が可能な範囲で
出来るだけ丁寧に説明をして
多くの国民に理解を得る努力をして欲しいと思いますし、

その請願内容と請願事項であれば賛成したと思います。

しかし、今回の請願は、
国民に対して丁寧に説明をしてほしい。と言う請願事項ではなく、

防衛費のGDP 2%を1%枠内に修正を。と言う請願事項です。

日々の政治活動の中で、
市民の方から
防衛費が上がる。イコール、日本は戦争に向かっている。
と言う声を聞いたりもしますが、

誰も戦争は望んで無いと思いますし、
戦争はあってはならない事だと私は思います。

防衛費を上げるなら
物価上昇に対する支援をしてはどうか
と言うような内容もありましたが、

調べてみると、
政府としても、たくさんの支援を行なっていました。

一番身近なところで言えば、
値上がりをしているガソリン代や電気代の補助など
たとえ、
砂漠に水の内容であったとしても
生活に直結する事に対する補助も行っていますし、
もし、
その補助が入っていなかったら
今、値上がりをしている
ガソリン代も電気代も、
もっともっと高い金額になっていると思います。

本来は、
防衛費を上げなくても良いような
国際秩序が保たれていなければならないのですが、
今現在、
防衛費を上げなければならない国際秩序であり、
この悲しい現状に対しては、
私自身、残念でなりません。

日本は
戦争で原爆を落とされた被爆国であり、
平和の大切さや、
日々の日常を送ることの尊さ、
対話により物事を解決し、
どの国ともイガミ合わない、
みんなが笑顔で助け合い、
相手を思いやる優しさと、
調和が保たれた世界の大切さを
世界中に伝える立場にある国が、日本であると私は思っています。

しかし、それが叶わない、
対話や平和が保たれていない
そんな国際秩序の現実があり、

国として、
日本に住む国民を守らなければならない、
だからこそ対策をしていく。
という事は、
政府として当たり前な事ではないかと思いますし、

逆に、
万が一の有事の時に、
政府は国民を守りません。知りません。
と言う国であって良いのでしょうか?

日本は、国民に対して、
そんな無責任な国であって良いのでしょうか?

私は、まだ日本は、
そんな無責任な国ではないと信じています。

そして、

衆議院予算委員会にて、

一年以上にわたって議論を積み重ね、
現実的なシミュレーションを行って
必要とされる防衛力の内容を積み上げ、
予算規模を出した。

と言う
岸田総理の発言がありましたが、

この言葉に、
今、日本が置かれている現状と現実が
読み取れるのではないか私は思います。

昨日も北朝鮮は日本海に向けてミサイルを発射していますが、
もし万が一、
ミサイルの軌道が、
日本の陸地に着弾する
と言う予測が出された時、
その落ちてくるミサイルを迎撃せずに、
ミサイルが着弾するのを
ただ見ているだけで良いいいのでしょうか?

今の日常生活を守るため、
国民一人一人の尊い命を守るために必要な予算なのだと
私は思います。

以上の理由から、

請願第1号

防衛費倍増を計上した政府予算案の修正を求める意見書の提出に関する請願
の原案に対して反対といたします。

以上、反対討論です。