人って

準備していた事や

予想していた事には

動じないが


不意の出来事には

まぁまぁ 狼狽える。


母が体調を崩した。

いつも しんどい とは

言っていたけれど

今回は 少し違った。

食は 全くすすまず

飲まず食わずだ。


たまたま今日は

訪問看護師の方が来る日だったので

前もって母の体調を連絡し

実家を後にした。


結果 自宅で点滴する事になり

点滴の間 傍で見守る。



母の寝顔を見て思う。



私には 何も出来ない。

ほんと見守るだけだ。


時々 目を開けるので

それに反応してあげるくらいだ。



本人はしんどい

だろうけど

それに対して私は

淡々と見守る。



変わってあげたい

とか

可哀想に

とかは ない。


文字にすると

自分で薄情な娘にも思う()


でも

しんどがってる母が目の前に居て


その状態を診て

看護師さんが きちんと対応している。


今現在

最善の方法を取っている。


だから

ある意味安心しているし

自分の出来る(見守る)ことをしている

という 冷静な自分が居る。



そんな冷静な反面


ちょっと油断したら

自分を責める方にいきそうにもなる。


精一杯の事をしている

のに

自分でも 頑張っている

のに


人は ついつい自分を責めたがる。


自分に出来る事があれば

やればいいだけだし


自分に出来ない事で

思い悩むことは ない。


感情が 行ったり来たり。




思う。



出来ている事だけを みよう。

やれている事を 認めよう。


今は それでいい。