ポスティングされていた地元情報紙によると近々「終活セミナー」が開催されるとある。
参加費用:ホテルでのケーキとコーヒー付きで1000円。
抽選で無料でメモリアルフォト撮影や相続の個別相談もできるとか
「その日は空いてるし、一応申し込んどこ~」と思って申し込んでいたら
開催日が近づいて案内状が届いた。
「メモリアルフォト撮影」が当たっていたのでめかしこんで(…でもなく)
出掛けて行った。
到着すると早速別室に案内され
それらしきお姉さんにメイクアップとヘアセットをしてもらい
プロのおじさんカメラマンに
「こっち向いて~」とか「斜めに構えてね~」とか
「そうそう!ステキ~」とおだてられ5枚ほど撮ってもらった。
出来た写真は良いのを選んで2L版にしてあとで郵送してくれるらしい。
(データが欲しいな、多少加工したいわ)
「これが祭壇に飾られるのか…」
生まれて初めてマジで自分のお葬式をイメージした
午後からセミナー開催。
内容は(不動産相続対策)
(遺産相続対策)
(多様化する永代供養)
(相続税や贈与税の事前対策)
(終活に備えた保険)
棺に入れるための思い出ボックスとか、エンディングノートとか、遺言状とか
さっきのメモリアルフォトの事もあって
なんだかね~.
「法律や時代もどんどん変わるんやし、その時になって考えたらいいか。こっちは死んでるんだからなんも分からんし」
子どもたちには「財産が残ってたら法律に沿ってワケワケしてね」とでも言っておこう。
今日のセミナーの中で講師が言っていたのだが、
最近は約3分の1の人が財産放棄をするのだという。
実家とか要らない(売れない)土地とか余ってる時代
老齢化した親が財産も残せずに古家だけ残して逝くのか…
28年前、人気者だったきんさんぎんさん
その頃、100歳以上の老人は1500人だったらしい。
「双子そろって100歳だなんて…」と日本中が大騒ぎ
かたや今は100歳以上の老人は、8万6510人。当時の58倍だそうだ。
ひぇ~。
最近じゃ長寿を賛美する風潮も見られなくなったし…
時代はやっぱり変わるのだ