昨日、軽井沢に1拍で添乗に行って来ました。諏訪~軽井沢~志賀高原「温泉と秋の味覚と紅葉を巡る」というふれ込みのいかにも旅ゴコロをそそられるようなフレーズですが、内容はと言うと温泉には入れた以外は、後はガッカリのものでした。ここの会社のツアーってヒマでお金のある老人が毎月1~2回とか何百回とか行っている人がメインターゲットなので行き先はもうすっかりネタ切れで、新しい企画を探し出してるつもりなんだろうけどそれが全く面白くも何ともなく、よくまぁこれで日帰りなら10000円、1泊だと20000円以上出して来るわ、と思われるものばっかりです。それでも自分で運転もして行けないし、楽しみはこんな事くらいしか無いのでやっぱり申し込んじゃったりするのでしょうかね。

それはそうと昨日のはいつもとは違って「巡り合わせ」というのを実感する出来事がありました。
ホテルに泊まって翌朝、10月だというのに志賀高原に向かう予定のルートが雪で通行止めです。「じゃ、そこをカットすればいいじゃん」って事なんですが予定を組んでる以上行くお約束なので遠回りをしてでもそこへ行かなければならないのです。その日の帰着予定は8時過ぎ…そのままで行くとヘタしたら帰着は深夜になってしまいそうな予感です。
「添乗さんどうしますか?決めて下さい」と頼りないドライバーに聞かれ(その日当たったドライバーがまた使えない人で…)「つーか、アンタも少しは考えてよ、長野県の迂回路なんか知るはずないやん。こっちは4カ月前に始めたばっかりやで」とも言えず、そうしてる間にも時間はドンドン過ぎていっちゃうし、雨はザーザー、客はザワザワ…添乗員Megの最大のピーンチなのでありました。
そこへ偶然現れたのが隣のバスの運転手さん「ウチも同じコースだわ。まずここへ行って〇号線へ走って〇〇曲がって、ここ行ってこうすれば良いんだよ」っと教えてくれましたが意味が全く分からず「じゃあ、とりあえず小布施へ行って様子を見なよ」とアドバイスをくれました。後でゆっくりコースを組んで見ると、その人が言っていたコースがベストな選択だったようで、そんなトラブルに瞬時に対応出来るドライバーさんが同じホテルにいたとはなんて幸運。
そしてその後も順調にツアーは進み、事なきを得たのです。よくまぁあの時、親切に教えてもらえたものだわ。朝も早いから誰も聞く人いないしあのままではどうなっていたか分からないわ…と感謝感激した訳です。
私はたくさん仕事を変えています。だからいっつも新人で。最近じゃ新人指導も適当で見切発車的に仕事をさせられる事も多いのですが、今まで大きな失敗をしたことがありません。ピンチになると偶然居合わせた誰かが私を助けてくれたりします。マニラにいた時も重いスーツケースをホテルまで運ぶのに困っていたら偶然その方向に行く生徒が運んでくれたり、クアラルンプールでスーツケースをゴロゴロしながら道に迷っていたら声をかけられてホテルまで送ってもらったり「このご恩は一生忘れません」と人生で何度言った事でしょう。
「人は偶然の中で生きている」
こういう仕事をしていると本当にそれを実感する日々なのであります。

森に佇むグリーンプラザ軽井沢。夕食バイキングは意外とイケました。

