今回はビタミンEについてのお話です。
ビタミンEは抗酸化力の高いビタミンで、若返りビタミンと呼ばれたりもしています。
以前お話ししたビタミンCも抗酸化力の高いビタミンですが、こちらは水溶性のビタミン。
ビタミンEは脂溶性ビタミンのため、油に溶けやすいところ（細胞膜など）の抗酸化を担当します。
（ビタミンCは水に溶けやすいところを担当します）
ビタミンCについてはこちらをどうぞ～↓
抗炎症効果のあるビタミンで、脂肪肝にも効果が高いビタミンE。
不妊症に効くビタミンとしても有名ですね。
ネズミが妊娠しやすくなったという実験結果もあるそうですよ～
ビタミンEは4つのトコトリエノールと、4つのトコフェノールからできています。
（それぞれアルファ、ベータ、ガンマ、デルタの4種）
サプリメントを選ぶ際は、トコフェノールのみのものより
トコトリエノールも入っている物のほうがおすすめです。
不妊症にはα-トコフェノールが一番効果がありますが
抗酸化力が強く、柔軟性のあるトコトリエールは
細胞膜に侵入しやすく、即効性が期待できます。
また、抗酸化サプリは組み合わせることで、
お互い酸化された後に還元しあえるため
8種類の成分がそろっているビタミンEサプリのほうが力強いのです。
これらのことから、ビタミンEを摂る時は
ビタミンCやグルタチオンなど
抗酸化作用のあるものと組み合わせて摂るとより効果的です。
（抗酸化ネットワークと呼ばれています）
また、ビタミンEは天然のものと合成のものがあり、活性度が変わります。
ｄ-Alphaと表記されているものが天然
ｄl-Alphaと表記されているものが合成で、活性度は天然のものが高くなります。
サプリを選ぶときはこちらもチェックするといいですね。
食品ならアボカドやうなぎ、卵、大豆、ナッツ、かぼちゃ、モロヘイヤなどに多いビタミンE。
しっかりとって体のサビを落としましょ～