先週、国際交流の仕事でドタバタとした毎日を過ごしている中

 

校長室を通り掛かったら、校長先生に声をかけられました。今ちょっと話をして良いですか?

 

話の内容は、私のことを管理職として、教育委員会に推して良いかとの事でした。衝撃でした。

私の年齢50代半ですと管理職コースとしてはかなり遅い年齢です。まして、教務主任、進路主任、研究所に、学年主任さえやっていません。好きなことを情熱の赴くままやってきたのです。汗。

 

そして続けて、「管理職に推薦して良いかどうかの結果は今、または30分以内に出してください。」と言われました。

 

ナポレオンヒルが、アンドリューカーネギーから、1分以内に回答するようにと、迫られた場面を思い出しました。

 

実はブログに書き切れない位、私は一教育者としては経験できないような体験を積んできました。それは潜在意識について研究するようになってからです。

 

落ちこぼれだった自分、中学校での荒れた毎日。傷ついてズタズタになった地獄のような日々。そこから救ってくれたのは、20数年前に始まったスピリチュアルとの出会いでした。私の荒れ果てて乾ききった心の中に染み込んで、自分に潤いと平和を与えてくれたのです。そこからきちんと学び、脳科学の点からも、潜在意識の力が、魂の学び(スピリチュアル的な視点)からも、全く理にかなっているものだと理解しました。

 

おそらくこんな言葉をかけられるのは、また後にも先にもないことだと思います。ですから、私の答えは明確でした。

 

人生、何があるかわからないなぁ。そして、見ていてくれる人がいるんだなぁと思った瞬間でした。

自分を試したいという思いがあります。それはどんな人間にも才能とチャンスがあり、あきらめなければ自分を輝かせることができる証明でもあります。私はそのことを自分に誓って生きてきました。

 

階段を上ると、そこは終わりではなく次の階段が待っています。

どんなときにも自信を失わないようになったのは、あるトップに上り詰めたときの景色を見たからです。そのトップにはすばらしい世界の先生方との心の交流がありました。そこに並んだ先生方はみな寛容でポジティブで好奇心に満ちていて、よりよい生徒の教育のために目をキラキラと輝かせている集団でした。次々とケミストリーが生まれ国境を越えたプロジェクトがいくつも起こりました。

 

日々の忙しさの中に忘れかけていた情熱の炎を思い出しました。

私がというより、利他愛に満ちた志で向き合いたいと思います。

 

image

 

写真は、スイスにホームステイしたときのもの