こんにちは。
おもちゃと絵本で子どもがのびのび育つ環境を作っています
日本知育玩具協会認定講師の堀之内信子です。
今日は「保育環境改善プログラム」について。
2022年4月より宮崎市にある宮崎学園短期大学附属幼稚園のみどり幼稚園さんと清武みどり幼稚園さんでは、日本知育玩具協会の「保育環境改善プログラム」に取り組んでいます。
▲みどり幼稚園さんでの記念撮影
先日、第7回目の研修が行われました。
先生方向けの研修テーマは「シュタイナーアートとプレイマイス」。
シュタイナーアートはにじみ絵とみつろうクレヨン、みつろうねんどによる制作。
シュタイナー教育で使われている蜜ろうクレヨンや透明水彩絵の具を使って絵を楽しんだり、蜜ろう粘土で色んなものを作っていきます!
▲蜜ろうクレヨン体験中
先生方にはまず蜜ろうクレヨンや透明水彩絵の具で絵を楽しんでもらいました
実はこの二つの画材、「絵を描く」わけではないんです!
色の面を作ってイメージを形にしていったり、色を楽しむ画材なんです。
しかも色がきれい
▲水彩絵の具体験中
蜜ろうクレヨンは色が混ざらないので色の重なりを楽しんだり、ひっかき絵を楽しんだりしました。
▲蜜ろうクレヨン作品
透明水彩絵の具は使った色は三原色の赤・青・黄の三色のみ。
それでも色が混ざり合うことで色んな色が表現できます。色の変化、色のにじみを楽しみました
▲水彩絵の具作品
ワークの後の感想では多くの先生が「実は絵を描くのが苦手で・・・」と話されていたのにびっくり
先生方はそれらの画材をとても楽しんでいて、名画伯が何人も誕生しました!
▲清武みどり幼稚園さんでの記念撮影
そんな絵を描くのが苦手と感じている先生たちが
「とても楽しかったです!」
「絵を描くことのイメージが変わりました!」
「大人でも楽しかったので子どもはもっと楽しいだろうなと思いました」
と感想を述べてくれました
そうなんです!
「上手に描く」必要がないのがこのシュタイナーアートのいいところ。
必ず美しいものができあがるんです。
ただただ心のおもむくままに色を乗せていけば素敵な作品が完成!
▲私の初にじみ絵作品
そういう私も小学生の時に絵を描くことが好きではありませんでした。
「見ているものを上手に描く=絵が上手」との意識から絵を描くことが楽しめませんでした。
ところが小学3年生のころのスケッチ大会で隣のクラスの先生に
「よく描けているね」
と言われたことがきっかけで絵を描くのが少し楽しくなりました。
今大人になって、「上手に描く」より「楽しく描く」ことが大事だと思っています。
「子どものころにこれらの画材に出会っていれば、もっと絵を楽しめたかも」と思った私です。
みどり幼稚園さんと清武みどり幼稚園さんでは、子どもが楽しくのびのび遊べて成長できる環境がますます充実しそうです
そして今回の研修はまだまだ続きがあるんです!
その様子は次の機会に
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子どもがのびのび成長する環境が広まりますように
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