戯言326 | 健康食品の企画製造をしています。

健康食品の企画製造をしています。

群馬県に産まれて、
神奈川県で学校卒業して、
静岡県の食品工場を経営して、
東京都に住んでいます。

矛盾(むじゅん)



ある上司から指示を受け仕事をしていると、
別な上司に違う事を言われる場合がある。
同じ仕事なのに、2人の言うことが矛盾しているのだ。

さて、
これには困る。

どちらの上司の言うことを聞くべきなのか?
どちらが正しいのか?
わからなくなってしまう。



こんな経験のある若者に言いたい。



君には矛盾して聞こえている事が、
深く物事が理解できれば、
広く物事を捉える事ができれば、
実は、
同じことを言っているのだと気が付く事ができるのだ。
と、言うことを。



例えば、
極端な例だけど、
「北海道でも九州でも行って売ってこい!」
と、言う営業部長と、
「交通費を使うな!」
と、言う経理部長は、
会社の利益を確保する。
と、言う目的に対して、同じことを言っている。
アプローチが違うだけだ。


また、例えばスキーで、
「もっと足先(拇指球)で踏め」
と、言うコーチと、
「足先をあげろ」
と、言うコーチがいたが、
同じに前傾姿勢を取らせたいのだと、
つま先と脛の足首の角度を小さくしたいのだと、
体重を踵ではなく、もっと前に乗りたいのだと、
理屈がわかれば、2人のコーチの言葉が同じに聞こえる。


もしも仕事をしていて、
2人の上司の言うことが矛盾している様に聞こえたら、

それは、成長のチャンスだ。

より深く考えるチャンスだ。
より広く理解するチャンスだ。
より遠く見つめるチャンスなんだ。



スルーしてはいけない。

矛盾したな!
と、思った時こそ、喰いついて、
一つ成長しよう。


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