【速報?】米国が北朝鮮をテロ支援国家に再指定 | ノブスケのBlog

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感じるままに

先ほど、テレビでトランプ政権が北朝鮮をテロ支援国家に再指定するというニュースが流れました。

これは、米国の国内手続きになります。重要なニュースなので記事に少し書き込み。


この再指定によって、国際社会が対北朝鮮に向けて動かなければならなくなるということではありません。

しかしながら、戦争を起こす前にやらなければならない米国国内の手続きであるため、
報道で言われているようにただの威嚇のようなものとは限りません。

要するに、

米国が米国目線で、敵国認定した

という話なのです。



WTOでの貿易紛争手続きによらず、米国が不正貿易を勝手に認定して報復するスーパー301条みたいなものと同じだと思ってくれればいいでしょう。
ええ、日本が相当ビビっていたあれです。

国際社会は米国に同調する必要はありませんが、米国は一国で動くだけでも強いのです。

外交問題において、証拠探しと交渉には限界があり、
時としてそれを超える力による解決が意味を持つことがあります。
良い意味でも、悪い意味でも、膠着を終わらせるのは力です。

外交の初期段階は、主張や利益の対立ですから、主張がかみ合わず、利益が相反するならパワーバランスで物事を考えるしかない。
バランスを考えられない相手なら、そこは実力行使しかない。


では、米国が自己利益だけを追求する悪者であったら世界は苦しむだけではないか?

実は米国相手の場合は、そうとも言い切れません。
あくまでも駆け引きの延長線上で力の解決があります。

超大国相手でも、駆け引き次第です。
駆け引きを間違えれば、、、、挽回は難しくなります。

一方で、
中国相手では駆け引きだけでは難しいので、外交問題で畳みかけられる局面になる前に、こちらも相応の力を持つべきでしょう。