不老園は、酒折宮と道路を挟んで北側に隣接しています。

 

500円の入場券で、園内に入ります。

綺麗だったのは2月中のようです。梅の花はかなり散っていました。

無残に剪定されたこの松、形だけ見たら、日本じゃなくてまるでローマです。

白梅で一番綺麗だったのは、これ。

紅梅で一番綺麗だったのはこれ。

お母さんが見ているのは、タンポポと菫。

順路に沿って進むと、ここに来ます。

園名の由来です。

一番綺麗な時だったら、この唯一の特等席には到底座れないでしょう。

不老園は、石垣山の梅庭園です。

少しずつ上に登ってゆきます。

ちょっと高い所に来ました。

富士山の天辺が少しだけ見えています。

鳥さんに実を食べられないように、赤いネットが被せられていました。

上に登って南側を見ると、背景は全部、甲府の市街地です。

松と梅。 だったら竹は? と思うのですが、園内に竹はありませんでした。

南アルプスが見える側には、案内ボードがありました。

本来なら、池にお水が入っているのでしょうが、カラッポ。

この梅、甲斐野梅という札がついていました。「甲斐の国はヤバイよ」という意味です。

不老園の梅は、歴史にわりには大きな木がありません。大きくならないように毎年剪定してしまっているようです。なので、ちょっと、迫力不足。

順路案内に従って進むと、入口の左側にあった、この石碑の所に出てきました。

ここにあった売店で、乾し梅ではなく、乾し杏のでっかい袋を買って、「これ、きょうのお母さんの晩御飯」といって渡しました。

でもって、カエルちゃんに、「もう帰るね」って言って出てきました。

狸ちゃんにかける言葉は、思いつきませんでした。思いついたのは、この狸ちゃんとお母さんの体型はよく似ている、ということくらいです。

 

 

この日の不老園散歩は以上です。

 

 

みやのお母さんの《旅の記録》