9月8日に、塩尻・中津川経由の普通電車(青春18きっぷ)で行った名古屋城です。

 

【名古屋市・循環観光バス】

名古屋駅から市内の観光地を循環するバスに乗って行きました。

ところが、この乗り場は新築ビルの1階にあったのですが、案内表示がなく分かりずらく、しかも空調の効かないサウナのような状態だったので、正直いたたまれない気分でした。

動き出したバスの車内では、江戸時代の言葉で、賑やかな観光案内が続いていましたが、途切れることのない音声案内には辟易しました。これでは騒音と同じです。

 

【名古屋城】

観光客の8割は外国人のようでした。入場券(300円)を買って、門をくぐりました。

ビックリしたのは、城内に入れず、天守閣に登れなかったことです。

「何でですか?」と聞いたら、

「耐震基準が満たされていないので、入場できなくなった」ということでした。

観光客は、ここに来ていながら、名古屋城の外観を見るだけです。

そのために入場券を払って入る価値があるのかどうか、疑問ですね。

入場券売り場で、「城内には入れませんが、いいですか」 と確認すべきでしょう。

それでも、敷地内には、観光客をもてなすために「盛り上げ隊」の皆さんが頑張っていました。

 

帰りも循環観光バスに乗って名古屋駅に戻ったのですが、往路では15分で着いたのに、復路は50分近くかかってしまい、予定の電車に乗り遅れてしまいました。運転手さんは、乗車時間のことは何も話してくれませんでした。反対方向に循環するバスがあったのかどうかもわかりません。

 

名古屋城といい、循環観光バスといい、名古屋市の独善的で詐欺的で不親切な観光実態に呆れてしまいました。

でもまあ、暑い夏の一日を、空調の聞いた電車内での読書に費やすことができて、貢一は幸いでした。

お母さんも、長時間の電車移動を苦にすることなく外を眺めていたので、平凡な日常よりはマシだったようです。

 

以上。

 

 

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