(1日目) の続きです。
 
【下田港周辺】
8時にホテルを出ましたが、港内クルーズの出発時間まで1時間ほどあったので、下田港周辺を車でウロウロしてみました。
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下田と言えばペリーと黒船ですが、意外と分かりずらい所にペリーの像がありました。完全に逆光でこのような写真しか撮れませんでした。
山梨では見たことのない、変わった花も咲いていました。 
 
【下田港クルーズ】
サスケハナ号という黒船で湾内のクルーズです。
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僅か20分間のクルーズで1200円。結論としては、たいした風景ではありませんでしたから、単にお金の無駄です。しかも、見晴らしの良い2階のデッキは、別料金(500円)ということで、他の乗船客さんたちも、呆れていました。ビジネスモデルとすれば最悪に近いです。
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【河津七滝】
下田から伊豆半島の真ん中を北に向かう途上にあります。
3周するループ橋が見えたらその近くに、河津七滝入口の看板があります。町営の無料駐車場に車を止めて、車椅子で出かけました。
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三島由紀夫の『伊豆の踊子』の像が出迎えてくれます。
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最初の滝までは車椅子で行けますが、その先は階段状の道です。しかし、きちんと整備された道なので、危険はありません。最上部の釜滝まで行って見る価値はあります。お母さんですら行けたのですから、誰だって行けます。
 
【浄蓮の滝】
『天城越え』の歌詞で有名なこの滝。幹線道路のすぐそばにあり、売店に囲まれた大きな駐車場がありますが、それほど大したことはありません。
道路からかなり階段を下りますから、帰りが大変です。上からも樹木越しに見えましたから、お母さんは、上で待っていました。
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河津七滝と比べると規模は大きいですが、滝壺に近付けないのでマイナスイオンを浴びることができず、全く快感がありません。
 
【修善寺】
地名の元となっている有名なお寺ですから、境内は綺麗に整備されています。参拝してビックリしたのは、お手水が、“水”ではなく“温泉”だったこと。
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お母さんは以前来たことがあるのですが、帰り道の途中にあるのですから、寄らないわけにもいきません。挨拶を済ませたところで、お蕎麦屋さんで昼食です。
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お寺の前に弘法大師がつくったという「独鈷の湯」という足湯があります。もっと並んで入りやすいような構造にすればいいのに、お湯の周りを石やコンクリートが不規則な形状で囲んでいます。非常に不親切な作りです。
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アジアからの観光客が殆どだったようです。
 
【韮山反射炉】
昨年、世界遺産に登録されたのを機に、周辺の駐車場とお店を整備したようです。入場料は300円で、ボランティアの皆さんが説明をしてくれます。日本では一番最後にできた反射炉だそうですが、とにかく取り壊さなかったので歴史的価値を生んでいる現在ということのようです。
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この反射炉で鉄を溶かして、大砲の元になる棒状の鋳物をつくり、その後、川の水を利用して、回転刃を押し込むことで、鋳物の芯をくり貫いて大砲の筒を作ったそうです。4mの鋳物の芯をくり貫くのに40日ほどかかったとか。
 
【山中湖】
富士山のすそ野をすり抜けて山中湖に出ました。
来る時も通っていますが、小休止を兼ねて、写真を撮りました。
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日が沈むころ、家に着きました。
これで、1泊2日の小田原城&伊豆半島の旅は終わりです。
 
【旅のまとめ】
走行距離、520kmほどのこの旅の費用総額は、ガソリン代、宿泊代、食費、入場券等、全て込みで、21,000円でした。
週一回来るだけで、お母さんの年金から、8年間にわたって毎年約100万円を持ち去っていた悪魔が、今年2月以来、柳本家に一切来なくなったので、今後は、毎月、お母さんのお金で、お母さんを存分に楽しませてあげることができます。
の程度の旅なら、毎月2回くらい問題なくできます。
 
以上