小古食堂@東陽町 愛情のワンメニュー!絶品ハンバーグランチ! | 日本中を食べ尽くす!!ミトミえもん食べ歩きブログ

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東陽町の裏路地にある洋食店『小古食堂』。
店名が表すように小さく、そして歴史の古い洋食店でございます。玄関で靴を脱いで入って行くとカウンターの席に着く、まるでお店を切り盛りするご夫婦の一軒家に遊びにきたような感覚に。それもそのはず、創業からは50年(!)ほど経つが、10年前に自宅を改装してリニューアルオープンさせたそう。その際にご夫婦の一番のお気に入りだったワンメニューに絞ったそうです。それが、、、



「ハンバーグライス」

俵型のハンバーグの上に目玉焼き、大人もテンションの上がるシルエット。ハンバーグは肉汁系ではなく、口の中でじっくり旨味が広がるタイプ。



焼きの後に、煮込みの工程も加えているがゆえか。町の洋食店として驚かされたのは、フォンドボーから仕込んでいること。デミソースは14時間も掛けて作られるそうで、しっかり苦味とコクがございます。これがハンバーグの隙間に入りこんでいくように一体感を作ります。肉は牛肉が90%、国産豚肉が10%。奥様曰く、この豚肉こそが我々にとっての懐かしい味わいを作っているのだそうです。目玉焼きも黄身が味変的な役割を果たしてくれます。



柚子の香り全開の味噌汁、



生姜入りのお新香など細部にまで仕事が見えるのも好感度が高い。



これだけの手間隙、これだけのクオリティーであれば、ワンメニューで十分ですね。