博多の駅から30分ほど、福岡市の中区にあるラーメン店『安全食堂』。ネーミングからも安心感が伝わってまいりますが、創業1974年という歴史が更なる安心感を伝えてくれます。食の安全が騒がれて久しいですが、いち早くそこを大切にしてきたということでしょうか。笑 国道沿いにある立地で駐車場は充実しておりますが、それでも常に満車状態という人気ぷり。店内も広々としており食堂の名にふさわしい風体、お一人様から家族連れまで客層も幅広いようです。
「ラーメン」
ラーメンはもちろん豚骨スープ。あっさりめな印象もあるが、確実に旨味はスープの中に沈殿しております。
特にカエシの存在が顕著で、いわゆる癖になる味わいもしっかり添加されております。第一印象を作ったのは葱の力が大きいのかも、たっぷりの葱が器の中でバランスをとってくれます。麺は博多らしい細麺のもので、デフォルトでかためな茹で具合になっております。
博多ラーメンの定番である紅生姜や胡麻は完備。胡麻がすりゴマなのがユニークで、胡麻の風味をスープに広げる近道になっております。
「焼めし」
ほとんどの人がラーメンとセットで頼むほど人気。蒲鉾のピンク、卵の黄色、葱の緑が素敵なシルエットを作り上げます。油で米粒がコーティングされてしっとりと仕上がります。
その油の風味は当然味の一要素になっており、チャーシューにも使われるタレとともに満足感の高い味わいを完成させております。ラーメン同様、これも癖になる味わい。十分なボリュームながら中毒性のある焼めしはするっと胃袋に中に収まっていきました。中毒性という意味では安全というより危険かも!?笑