味がある、というか、味しかない。
久留米にある『沖食堂』、創業は1995年。住宅街にとけ込む姿に歴史という名の”味”を感じざるを得ません。田舎育ちのミトミえもんにとっても郷愁を誘う外観にテンションが上がります。
メニューには、食堂を名乗るだけあって、うどん、牛丼などの選択肢があるが基本はラーメン店。ちなみに、久留米のとんこつラーメンを提供する店に食堂のつく名前が多いことから、食堂系だなんて言われております。
「ラーメン」
ラーメンはもちろんとんこつスープ。ご存知の通り、久留米はみんな大好きとんこつラーメンの発祥の地ですから。印象としてはとんこつにあって、意外にもあっさりとした味わい。それに比例して粘度も低く、豚骨の想像でいくと味が薄いという印象になるかも。
そこで活躍するのが、激辛高菜（50円）の存在。紅生姜などの味変アイテムはあるが、激辛を名乗るだけあって強いインパクトを作ります。麺は太さがあるぶん、スープとの距離は感じます。そんな時も激辛高菜がやはり橋をかけてくれます。
ぜひ、ラーメンを食べる際には高菜もセットで注文してみてください。ご馳走様でした。