長谷川稔Lab@白金台 新しい長谷川稔ブランドが登場! | 日本中を食べ尽くす!!ミトミえもん食べ歩きブログ

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新しい長谷川稔ブランドが登場!

ココ・シャネルが作ったシャネル、ジョルジオ・アルマーニを作ったアルマーニ、このように個人のお名前がブランドになるのはファッションの世界だけの話ではない。北海道から東京に進出し、あっという間に人気店の仲間入りした長谷川稔。早くも次の展開を迎え、新たに2つめの長谷川稔ブランドが誕生した。名前は『長谷川稔Lab』、もちろん長谷川稔のエッセンスは感じるが、あくまで厨房を預かるのは柏木シェフ。ラボらしくブランドの中に新しい風を吹き込んでおります。

料理のラインナップはこちら。

「真鯛の煮凝りと紫雲丹」北海道が誇るウニの最高級ブランドは伊達のウニ。ウニのコクが絶品のソースになって煮凝りと握手しております。 



「金目鯛の鱗焼き」本家のスペシャリテ。シェリービネガー、ハイビスカス、ピスタチオ、白トリュフなど、様々な味覚を刺激します。



「木の子のスープ」どんこ椎茸、マッシュルーム、セップ茸など様々な木の子の風味を凝縮。ウイスキーのアクセントが華やかさも。



「白子焼き」しっかりめの火入れで香ばしさを強調。バランスをとるかのように葱オイルや柚皮の香りを纏わせる。



「鮑」蒸して焼いた鮑。単純に聞こえるが6時間もかけた一品。中華のような、フレンチのような、日本料理のような。これは美味い!



「すき焼き」これが長谷川稔流のすき焼き。最高級のサーロインに、手の込んだ風味の卵を絡ませる。



「ほおずき」



「毛蟹」辛味大根、カラスミ、黒トリュフなどと。同じ形にカットされた食材達の彩りが美しい。



「太刀魚のベニエ」ソースがノドグロという贅沢な一品。ソースだけでなく穂紫蘇などが和の印象を強める。



「冷製のタリオリーニ」蛤の出汁とキャビアの塩気がマッチ。潮と塩がバッチリ握手しております。



「サフォークラム」高級食材を乱暴に並べるのでなく、随所に地元の北海道のニュアンスを入れてくるところがにくい。笑



ちなみに、ここはかつて三つ星フレンチの「カンテサンス」があった場所。長谷川稔というチームのブランドだけでなく、場所というブランドも継承していることが素敵ですね。実は、今回の食事はそのカンテサンスの岸田シェフとご一緒させていただきました。変わった部分と変わらない部分を感慨深く見つめる岸田シェフの顔を見て、そんなことを感じました。長谷川稔ブランドの発展をお祈り申し上げます。ご馳走様でした!