大阪のランチといえばカレーが定番。
石を投げればカレー屋にあたるというほど盛り上がっております。特に谷町四丁目の裏通り、通称「裏谷四」には特にカレー屋が密集しております。
その中の１つが『ゼロワンカレー』、２０１４年創業と比較的新しいですが、それ以前は間借りで営業していたらしくキャリアは十分。しかも、定期的に長期休みをとって南インドにいくという本格派でございます。
場所はビルの地下にあり、いくつかの飲食店が同居しております。静かなビルだが、ゼロワンカレーの周辺だけは行列で目立っております。列を待っていて目に飛び込んでくるのはゼロワンカレーの看板に描かれた謎のマスク。なんというか独特の世界観ですね。笑
待ち時間にはメニューの確認も。基本は南インドの定食であるミールスを提供しており、カレーは３つの中から選ぶ仕組みになっております。合いがけも可能なので、今回は「チキンマサラ」と「寒ブリのモイリー」をいただきます。
まずは「チキンマサラ」から。低温調理の鶏胸肉を使ったもの。オイリーなアウトプットで、とてもコク深い仕上がり。しっとりとした胸肉も抜群に美味い。スパイスももちろん効いているが、いい意味で具合が主役になっております。もう一つの「寒ブリのモイリー」。あまり聞きなれない言葉ですが、これはココナッツベースの魚のカレーのこと。こちらも非常にコク深く食べ応えのある一皿です。
ミールスを構成するおかず達とまぜまぜしながら食べてみてください。スプーンですくう度に味の変化が楽しめますよ。全体的に甘味と酸味の担当をするおかずが多い印象です。インド式のフラッターであるペコラなど珍しいものもついてきます。ご馳走様でした。
