6月のオープンに続いて二ヶ月連続での訪問!
名古屋から四ツ谷に移転してきた天ぷらの『くすのき』への再訪でございます。日本料理と同じく天ぷらも季節の食材を切り取っていきます。7月初旬のくすのきの主役は「鱧」だ!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180805/16/nobuhiromitomi/5a/fa/j/o1080072314242017782.jpg?caw=800)
最初は天ぷらではなく水晶落とし。脂のしっかりのった鱧で、包丁の技術も相変わらず素晴らしい。加えて卵巣の浅漬けなんかを調味料として参加させるのも非常にユニークでございます。
そのほか、しゃぶしゃぶや揚げ浸しなども登場。揚げ浸しにおいては、くすのきが使う香りのいい太白胡麻油の風味がたまりません!
天ぷらにおいて絶品なのは語るに及ばず。鱧の脂を含めた素材の良さを完璧に引き出しきっております!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180805/16/nobuhiromitomi/4c/ce/j/o1080072314242017778.jpg?caw=800)
季節という意味では「鮎」も登場。お番茶で柔らかく煮た一品。くすのきは日本料理店のジャンルに置いても間違いなく一級だと確信させてくれます。
個人的に今回の優勝の種は、前回もいただいた「アラ」。炙り締めしてほんの少しだけ醤油を垂らす、いや醤油を焦がす。全ての工程が機能して素晴らしい逸品が仕上がっております。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180805/16/nobuhiromitomi/df/58/j/o1080072314242017749.jpg?caw=800)
相変わらずご飯ものも充実。カラスミ、焼きほぐし、天丼と続き、最後はカレーが登場します。前者2つは毎年正月に購入して食べさせてもらっている大好きなもの。
カレーにおいては夏のみしか作らない、くすのきの裏名物の1つだ。インドカレー顔負けのスパイス使い。天ぷら、日本料理のカテゴリーにとどまらず、カレーでも天下を取るかもしれません。笑