最近は地方が元気だ。
東京がすべてという考え方は前時代的であり、東京至上主義には疑問がわく。ただ、ビジネス上は多くの企業の本社機能、圧倒的な人口などはやはり魅力的なマーケットといえる。
こんにちは、千葉出身、神奈川の大学卒、ようやく就職で東京にきたミトミえもんです。
このマーケットを目指して地方の人気店の東京進出も目立つ。
もちろん過去も多くの店が東京に進出しているが、これまでは全国チェーンが目立った印象。
京都の「新福菜館」、福岡の「かわや」などの個店の進出が特徴的だ。
広島からやってきたのは『キング軒』。汁なし坦々麺の王様の降臨である。
まずは、食べる前に30回以上混ぜる。ネギや肉味噌を混ぜるだけだなく、タレに絡ませるのが目的だ。
目安は底のタレが見えなくなるまで。
![{1FF51679-DA88-4C71-8A17-B573B796DC3D}](https://stat.ameba.jp/user_images/20160312/15/nobuhiromitomi/3e/aa/j/o0480036013590277038.jpg?caw=800)
提供時に参照はかかっているが、さらに挽きたての山椒を加える。
もともと香りが強いが、新鮮な花椒の香りは柑橘類らしい香りだ。
ここまできて、ようやく箸をつけてみましょう。
0~4辛までの間で辛さを選ぶことができるが、初心者には2辛がオススメとのこと。
確かにじわっとくる「辣」の辛味は確認できるが、自慢の花椒の「麻」のほうが目立つ。
辛さに自信があるなら、もう少し上の挑戦してもいいかもしれない。
実は麺のほうが好み。
細麺のわりにコシがあり、その存在感は坦々麺の強い食材としっかり戦う。
通常坦々麺には太麺のイメージも強いが、これは相当ありですね。
さて、再び坦々麺の変化を楽しみましょう。
トッピングの温泉玉子につけて食べるのだ。辛味は玉子によりマイルドさを持ち、麻のピリピリが継続する。
そうこう味を楽しんでるうちにあっとういう間の完食。ちょっと量的には寂しいかも。
だが、ここで終わらないのが広島式だ。
最後は「坦々ライス」。ご飯をぶちこんだら、卓上のタレ、お酢、鷹の爪、山椒をかけて出来上がり。
タレがなくなるほどかき混ぜたのに、ご飯が色づいていく。
タレがなくなるほどかき混ぜたのに、ご飯が色づいていく。