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innocent time~時々日記、時々写真、時々昔話~死ぬまでにしたいいくつかの事〜

お越しいただきありがとうございます。

日々のささやか出来事に感謝をしながら生活しております。

つたないブログですがごゆっくりどうぞ。

2016年のスタートは大失恋から始まりました。












なんちゃって。












そんな気分になってるってだけです。












年末で退職した女子社員がいました。入社4年の22歳。熊本出身の4年たっても方言が抜けない、いわゆる方言女子ってやつです。しかも社長の縁故で入社しているので、車内でも特異な眼で見られがちです。












女子社員の序列や派閥はどこの会社にも存在するのでしょうが、僕の会社も多分にもれず、そういったものが存在しているようです。いつもはこういう事には立ち入らないようにしていましたが、業務に支障をきたすレベルになりつつあったので、「お局」を呼んで改善を促しました。「お局」は僕の同期で歳も近いので互いに忌憚ない意見を言い合う仲です。しかし彼女もクマモンが扱いずらいようでした。一昨年の夏ごろの話です。












その歳の年末くらいに休憩中のクマモンに声かけをしてみました。仕事はどうか、職場環境に問題はないか、一般的な声かけの質問ですが、なかなか懐疑的になっているため、差し障りのない回答しか返ってきませんでした。












僕自身の所見。
事務能力は優秀です。
接客、電話対応は要勉強。
男性社員と女子社員で対応に差があります。
要約すると「若干問題児」。












去年の春ごろ、ひとり残業するクマモンに「ゴハン食べ行く?」と声をかけたら「行きます‼︎」と思いがけない返事。
隣のうどん屋で食事をしながら、少しは本音が聞けるかな?とトライしてみました。








   



彼女はアニメオタクだった。












彼女はゲームオタクだった。











 
映画はたまに観るようだ。












本はたまに読むようだ。











 
テイラースイフトがマイブームのようだ。








   



以上のことがわかったので、これ以上深入りするのをやめました。










テイラースイフトは自分のiPhoneに1枚だけ「Red」が入っていたので、その時だけ一瞬会話が盛り上がりました。












その後。毎月月初めは日報の集計などでいつも残業になる為。月一回のゴハン会が、始まりました。











計4回。回を重ねるごとにクマモンはよく話すようになりました。
仕事のこと。人間関係のこと。社長(伯父)の事。
好きな人を追いかけてこっちに来たこと。
その人と別れてしまったこと。












精神的支柱がなくなってしまっているのだな、と思う。











4回目は週末だったので、うどん屋のあとに居酒屋に移動してさらに話を聞きました。











最後に少し泣いていました。



     





  

それから少しして退職を考えていると相談がありました。










彼女のことを考えれば、他に合う水があるようにも思える。
何か希望の職種があるのか聞いてみたらCATIAを勉強してみたいと言う。それと熊本に帰りたいと。












会社としては少し痛いが、若い社員の退職が決まりました。











忘年会兼送別会の時に僕のところへやって来て、お礼と共に1枚の無地のCDをくれました。表面にピンク色のマジックで「back number」「スーパースター」と書かれていました。どちらがタイトルでどちらが歌手名かもわかりませんでした。











「今のマイブームです。」だそうです。「1曲目と3曲目が大好きなんです。」と言ってました。














クマモンが熊本に帰ったのは12月30日。












もらったCDの4曲目に「思い出せなくなるその日まで」という唄があります。











この唄がどうもとまりません。

  










時間を共有した人が遠くに行ってしまったり、居なくなってしまうのは、やはりとても寂しくて悲しいことなんだと思います。











それとも僕はクマモンに恋をしていたのだろうか。。。。






 












































少し前の友人との食事の時に「死ぬまでにしたい10の事の話になり「死ぬまでにしたい事ある?」と聞かれた。






そんな事をいままで考えたことがなかったので返答できなかった。







この友人は僕より一歳年下で女性である。







彼女は死ぬまでにしたい事が3つあるらしい。







整形とスカイダイビングとマリファナだそうです。







感の良い方ならおわかりかと思いますが彼女は鬱病の治療をしています。







最近は少し深刻で眠剤や安定剤の量が著しく増えているようでそれでも眠れず、「頭の中に虫がいてそのせいで死にたくなる」と時々口走る。









彼女のあげた死ぬまでにしたい事はいずれも鬱病の治療に効果があるとされるものです。







なぜかその時、「スカイダイビングなら付き合ってもいい」と言ってしまった。








何日か過ぎた深夜に電話があり、スカイダイビングに連れて行けという内容だった。








駄々をこねる子供のようになっているのでその場でiPadで調べた。








国内で体験スカイダイビングをやっているところは北海道に1つ、関東に2つ、関西に1つあった。








その場で関東の1つに予約を入れスカイダイビングに行くことになった。








僕自身もともと興味があってやってみたかったのだが、こんな経緯でやることになろうとは考えもしなかった。








ダイビング当日名古屋駅で待ち合わせをして最終打ち合わせをした。







今回スカイダイビングをやるところは新幹線と在来線、私鉄とバスを乗り継いで行くところでその行き方が一番早い行き方だった。







家族にきちんと相談したかと聞くと両親と子供には話をしたという。








両親から頼むからやめてくれと懇願されたらしいが、どうしてもと振り切ってきたらしい。







そうなるとこちらとしても、必ず無事に帰そうと心に誓う。








そんな思いを胸に出発した。







新幹線、在来線までは順調だったが最後の私鉄に乗り換える為に切符を買ってホームで待っていると時間通りに電車はやって来たが、この駅で運転を見合わせるとアナウンスが入った。降車予定の駅の前で事故があったらしい。







「やはり神さまがやっちゃダメだと言ってるんだね」と言いだした。








そうかもしれない








僕も思った。








あと駅を4つ行ったら集合場所である。








塞ぐ彼女を見ていたらこれは試練で乗り越えるべきだと思えてきた。








とりあえず駅を出よう。彼女にそう声を掛け、切符を払い戻し、タクシーに乗った。








ドライバーに4つ先の駅名を告げると4、50分かかると言われた。








電車なら15分の駅なのに…








やはり神の啓示か








やめるべきか。








鬱の治療に効果があるとはいえ、かなりのハイリスクである。申し込みの誓約書にも精神疾患者は不可となっている。








でも








彼女とは古い友人である。








とても数少ない、男女の壁を越えた親友だと互いに思っている。








もう一度、以前ような笑顔を取り戻してほしい








乗り越えてほしい








後戻りするべきじゃない








目的は達成する為にあるとよく勇気付けてくれた、在りし日の彼女の言葉を思い出した。








30分くらい遅れて集合場所に着いた。インストラクターが待っていてくれて、ダイブポイントへ連れてってくれた。








すると次は風が強いので少し待つとのこと。








跳べないこともあるかと尋ねると稀にあるという。








彼女の気持ちもさすがに萎えているのがわかる。








「大丈夫。必ず跳んで帰ろう」自分の心にも言い聞かす。








待つこと1時間。無線が入り現場が慌ただしくなってきた。








「準備しましょう」インストラクターの声に感動すら覚える。








ハーネスを着けヘリで上空4,000メートルへ。








跳ぶ前にもう一度声をかけるつもりだったが、彼女の顔は覚悟を決めた表情をしていたので、手を差し出して互いの無事を祈って握手した。








上空4,000メートルからダイブ。









落下しているのは顔を叩く冷気でわかる。
でも空中に浮いているような感覚。








一瞬だった。









パラシュートが開き重力が身体全体にかかる。今度は鳥になった気持ち。








何もかもを忘れた。








今しがたまで心配した友人のことさえも。








ゆっくりと地上が近づいてくる。








ランディング。








地上に足をつき立ち上がったときに彼女ことを思い出し見上げると昔の笑顔の親友がそこにはいた。








駆け寄ると声を出して笑った。























来て良かった。



















スカイダイビングってすごいよ。












すっかり食が細くなっていた彼女が「お腹すいた~」と帰りの新幹線で駅弁の貝づくしを美味しそうに食べていた。












虫はどうなった?と聞いてみると居なくなったとまた笑った。

















あれから2週間ほど経つけど虫は居ないままらしい。














名古屋に戻ってから別れ際に「死ぬまでにしたいことちゃんと考えといてね」と言って笑顔で帰っていった。
















というわけでブログの副題をかえました。














死ぬまでにしたいいくつかの事
















まだまだ死ねないね~













^ ^


















僕はiPhoneを使っていて、アメブロのアプリが入っています。








このアプリはしょっちゅうアップデートしていて、しょっちゅう中身がかわります。








僕自身はこういう事にそんなに弱くないと思っていますが…








ブログの書き方がわからない…








パソコンだとホーム画面に「ブログを書く」というアイコンがありますが、アプリだとホーム画面にそれがない…








なんやかやで辿り着きこの記事に至っております。








こんな愚痴の記事ではありません。








まず謝罪を








「ガン克服までの闘病記録」などと謳っておきながら1年過ぎたころから闘病記事をアップすることもなくどこが闘病記録じゃ‼️








スンマソン。








故に








タイトルもそろそろ変えねばならぬ。








目標を達成したら次の目標をめざさなくてはならない。








猿投山(愛知県の小さな山)を制覇したなら次は御嶽山(長野県のまあまあ大きい山)、そして富士山。








例えが雑だな。








放置ブログくせに…というツッコミをしないでね。









新しい目標か…








僕は会社の同僚などには「50を過ぎたら山にこもる」と公言していました。








が、これはやはりただの現実逃避。








つい最近、「世界最速のインディアン」という映画をみてアンソニーホプキンスが「夢を追わない人生なんて野菜と同じだ」と言っていました。







このおじさんは64歳で世界最速にチャレンジし74歳までチャレンジし続けて最速記録を自ら塗り替え、その記録はいまでも破られつていやいそうです。







こういうファンキーな目標が必要だな。







ブログのタイトルがかわったら新しい目標が出来たとうシルシです。







ゆっくり考えます。







(^ ^)

junさん、しおさん。 いいね!くれた方々。


お返しができていませんがしばらくお待ちください。


年度初めで、、、、、、、(いいわけ)


ゆっくり返信したいので


いましばらく~~~~


m(_ _ )m

2010年4月2日










から










5年たちました。











最後のCTを撮り終え、











問題なし。












5年生存率50%を乗り切った。












達成感ハンパなし。













アウンサン・スーチーさんの気分です。













まわりの人は誰も気づいていませんけどね。













今夜はひとりでしずかに祝杯あげます。











o(^-^)o