前回"【NLPから学ぶ】勝てない選手を育てていたことに気づいた"の続きです。

前回は、怒ったり、いやな言葉をかけられるほど能力発揮ができないことを書きました。

今回は「言葉はポジティブなものを使いましょう」ということがテーマ。


まずは、体験してください。

次に書いた動物や物や人物を決して頭の中に描かないで下さい、意識しないで下さい。


  パンダ

  コアラ

  ピンクの象


  金色のスマホ

  パズドラ

  モンスターハンター

  AKB48

  NMB

  福山雅治

  坂本龍馬

  織田信長

どうですか?

全く知らない物は流石に頭には描けませんよね。

でも、知ってある物は、思い出さないと思っても出てきませんか。


また、ピンクの象なんて見たことないのに出てきませんか。


坂本龍馬は、歴史上の写真が出てきましたか?

龍馬伝を見た人は、その前の福山雅治に意識が行き、福山雅治が演じたワンシーンが出てきた人もいたはずです。


つまり、やってはいけないと指導しても言葉として入った情報は脳で意識として残るのです。

そしてその方向に向かってしか動けなくなってしまうのです。


例えば、
  「難しいか?」
  「失敗するな!」
  「下手くそ」
  「出来ないのか?止めてしまえ!」
などとネガティブな単語を使って指導してはいけません。


脳はその言葉に意識がいってしまい、逆に動きを阻害してしまうのです。

むしろ、より難しく感じたり、失敗をしてしまうのです。


上で示した例えを言い換えると、
  「簡単ではないか?」
  「成功させよう!」
  「上手くやろうや~」
  「出来るよ!乗り越えよう!」
と指導しましょう。


つまり、脳の意識の中にポジティブな言葉を印象づけるのです。

そうすることで、行動はそちらに向かおうとするのです。


始めのうちはなかなか慣れないと思うし、相手を否定しやすいのが人間の頭でしょう。

ノブ熊も常日頃からそんな言葉を使っているので、少しずつ変えていこうと思います。