今日は製薬会社さんの薬の説明会がありました。




午前の診療が終わった後にクリニックのスタッフと共に勉強会です鉛筆

14時からは予約の患者さんがあるので、それまでに勉強会と診療後の片付けを終えなくてはならないので時間がタイトですショック!




真面目な時間なので、写真は控えめに・・・。





今日の薬は「抗アレルギー剤」の内服と点鼻薬について。



春の花粉症シーズンはもちろん、ハウスダストなどのアレルギーがある患者さんは一年中症状に悩まされるわけで、そんな患者さんに役立てて欲しい、ということで薬の紹介があるんですね。


まぁ、メーカーさんにとっては、「できれば当社の製品を!」という目的が大きいのですが・・・。






薬のパンフレットを受け取り、用意して頂いたお弁当を食べながら説明を聞きます。



持ってきて頂いたお弁当です。



That's Dr.Nobby!
下鴨茶僚(下鴨神社のすぐ南側にある料亭です)のお弁当でした






メーカーさんは、主にパソコンで作成したスライド原稿をプロジェクターでスクリーンに映して説明します。

ウチの場合は壁紙が薄いクリーム色なので、スクリーン代わりに壁に投影してスライドを見ます。






今回聞いた話は、「アレルギー性鼻炎が労働生産性に与える影響について」です。

さて、みなさんもお勉強タイム!





アメリカでの研究ですが、研究対象は8000人を超える一般企業の従業員のうち、アレルギー性鼻炎を持つ約4000人。約50%の人がアレルギー性鼻炎を持っている計算になります。

日本での春の花粉症患者が、全人口の26~27%であることを考えると若干多い気もしますが、それはさておき。




対象の人が「アレルギー性鼻炎の症状で悩む日数」は、年平均で約52日


次に、対象の人が「アレルギー性鼻炎の症状がひどくて仕事を休む日数」は、年平均3.6日


さらに、対象の人が「アレルギー性鼻炎の症状がひどくて仕事の能率が悪い時間」は、1日平均2.3時間




この数値を時給・日給等に換算にて算出すると、アレルギー性鼻炎による経済損失は年間14~15億円!になるという結果でした。



この研究は母数が約8000人ですから、アメリカにせよ日本にせよ全国レベルに置き換えると大変な額になります。



この損失額は他の疾患(高度のストレス、偏頭痛、うつ病、などなど)に比べても一番高い数字です。





どうです?花粉症の人、役に立ちましたか?

やはり、花粉症の症状はキチンと対処しなくてはいけませんね。



そんな経済損失をきたすアレルギー性鼻炎患者さんに・・・、ということで製品紹介くすり



すでに私も処方している薬で、効果を含めて自分なりの感触はわかっている薬ですが、改めて話を聞きました。

まぁ、スタッフのみんなにも知っておいて欲しいですし。



That's Dr.Nobby!
薬剤使用前後の症状改善効果を示した図です。

見にくくてすいません。





日常の診療に追われてなかなか勉強する時間が取れないのですが、こういう機会に少しでも新しい知識を仕入れなくてはいけません。


医師会でもほぼ毎月学術講演会が開催され、各方面から講師の先生をお招きして色々と教えて頂いています。




どんな職業でも、古い方法・考え方だけではいけませんね。

”古き良きモノ”はもちろん踏襲しつつ、”新しい流れ”にも乗っていかなければ患者さん・顧客への満足いく対応はできません。





一時期、医療業界がバッシングを受けたことがありましたが、バッシングを受けるべき医師は極々一部に過ぎません。

大部分の医師は身を粉にして日々の診療にあたっています。



今日もほんの少しの昼休み以外はずっとお仕事でしたが、頑張って何とか一日を終えました。

あとは今日の患者さんのカルテの見直しです。




さて、明日も頑張りますか!