夏に向かう変わり目に雷様はつきものですね。しかし、ここは
二つの丘陵に挟まれているので落雷はあまりありません。二つの
丘陵に落ちる稲光を鑑賞するのが大好きなんです。一大自然
スペクタルクルで真っ暗な夜空に突然光る稲光、街の中を照らした後に
大きな雷鳴と自然界で身近な現象でこんなにすごい事もないです。
晴れているけど、突然黒い雲が迫り来て、遠くで雷鳴、いきなりの大雨と共に
徐々近くなってきて、やがて稲光も見えてきて、音も大きくなる。
ものっそい雷鳴がしばらく続き、あっという間に去っていく。こんな
抒情詩の様なことが身近で起きるのですから楽しみにしているのですが
毎年、1、2回くらいですね。
落雷を見たことあります、中学時代、授業中に突然暗くなったかと思ったら
雷光と雷鳴。次の瞬間、学校のテニスコート横におおきなポプラの樹に落ちた。
光った瞬間にドカンって、爆弾でも落ちた様な衝撃でした。ごろごろや
バリバリはまだ可愛い音で、近くに落ちるとドカンなんです。
光った後にカウントして3秒くらいで音が聞こえても1キロ先だから
バリバリかな。しかし、近くに落ちると3秒なんてないんですよね。
人生で一番怖いなと思った雷様でした。
ちなみ、当時栃木に住んでいてた雷の通り道で雷銀座と呼ばれて
いました。最近のようなレーダー画像もなかったので、長年の経験で
そう言ったのでしょうね。
同じ栃木でも小山市にいた頃は近くに落雷とかなくて、茨城の古賀方面と
宇都宮方面で落雷多くて、始まるとワクワクどきどきでした。雷銀座と
呼ばれたのは小山市のお隣だったんですよ。